分解して組み立て直す★発表会1ヶ月前のピアノ練習

こんにちは

松戸駅徒歩10分礒山久理ピアノ教室

いそやまひさりです

礒山久理ピアノ教室第21回発表会まであと1ヶ月ほど。さて、発表会1ヶ月前の大人の皆さん、どんな練習をなさっているでしょうか。

うちの生徒さんの場合、ざっくりまとめる感じに弾けて通せる状態になっているかな。さて、ここからあと1ヶ月、どんな練習をする？

★不安な箇所を部分練習する

テクニック的にも表現的にもイマイチ弾けてないという箇所をピックアップ。徹底練習。

単純に反復練習の回数を増やすということは必要です。ただし、ミスしながら何度弾いても意味ないどころかマイナスにさえなるので、そこは注意を。確実に弾ける、ということを何度も。楽に弾けると感じたらテンポを上げる、表情をさらに豊かにしてあと5回弾くなどの工夫を。楽に弾ける～と感じるまでどうぞ。

★分解する→まとめる

弾けている箇所をさらに見直して完成度を上げるためにという練習です。曲を分解して練習、組み立て直すという練習をおすすめしたいです。パーツに分解して修理して磨いて、組み立て直してピカピカにするようなイメージ。

モティーフと言われる曲の最小単位の部分、4小節程度のフレーズ、さらにいくつかのフレーズで成り立っているひとつの大きなブロック、というような視点でそれぞれをピックアップしてさらってみる。

モチーフはどんな表情で弾く？フレーズの頂点に向かって弾けている？など気をつけて。又、左手のバスの流れだけを弾いてみる、バスとメロディーだけで弾いてみる、などご自分なりの工夫でパーツを組み合わせながら練習してみると暗譜の安定にもつながります。

★今の演奏は10段階のレベル何？

あえてこんなふうに自己評価を考えてみるのもわかりやすいモチベーションになります。あ～今はレベル6.5くらいかなあ、じゃあ７まで上げるにはどうしようか？というような姿勢。楽に弾けてる？と考えてみるとわかりやすいかもしれません。ただ、ピアノ弾きさんは自分に厳しい方が多そうなので甘めにしてあげても全然オッケーかなとは思います。

限られた時間でも、できる範囲できっちり自分の演奏と向き合ったほうが弾く面白みが増し、緊張もむしろ忘れるということにもつながるかもしれません。集中～。体調に気をつけながら本番までの1ヶ月のプロセスを楽しみたいですね。

日々のレッスンも発表会前のこの時期は音楽的な中身にどんどんツッコんでレッスンしていけるのでより充実して面白くなってきます。準備も色々ありますが、私も楽しんで進めていきたいです