こんにちは
松戸駅徒歩10分礒山久理ピアノ教室
いそやまひさりです
ここのフォルテって、どんな感じのフォルテかなぁ?
岩のように大きくて堅い?
大きな山のよう?
空のように広々とした感じ?
というようなイメージを膨らませるお話をしていくと、イマドキの子ども達からは「泉があって・・」「天使が・・・」と話が始まります。へー!素敵ねえ♡などと言いながら聴いているのですが、なんのことは無い、よく訊いてみると実はゲームの場面だったりするわけです。レベルが上がった!みたいな。ああそうかそうか、なるほどね、そのイメージなのね
身体で直接感じる体験をもっとしようよと思うものですが
それはさておき
うーん、ここの部分の音色ってどうかなあ・・?
あれ?音色ってわかる?
と尋ねると
いや・・ううん・・・
と小6君
そうか
んじゃぁ、これ見ようか
とレッスン室の本棚から引っ張り出したのがカンディンスキーの展覧会で購入した図録。カンディンスキーの絵はさまざまな色に溢れた色彩感のインパクトが強い抽象画です。この画家のお孫さんでしたっけ?ピアニストとしてご活躍のカンディンスキーさんがいらっしゃいますね。
今弾いてるここの部分、どんな色のイメージかな?
生徒はちょっとピンと来なかったようなので、私から「先生だったらここの部分だな」と指差すと、生徒も自分のイメージに合った部分を指さしてくれました。それは私が思う色とは全く違ったものだったので驚いたのですが、「おお!そうなんだね!」っと私の驚きをそのまま伝えた上、そのイメージを大切にと弾いてもらいました。
あるあるな話の展開が見えるかと思いますが、それはもう想像以上に演奏が変わりました。
なんということでしょう!!!ちょっとぶっきらぼうだった無機質なフォルテから膨らみのあるフォルテに変化してくれました。すごく幸せなレッスンの瞬間です。生徒ももちろん新鮮な体験をした表情。
これはツェルニーのエチュードのレッスンでのことでした。
音響的な説明はちょっと置いて、『耳で聴く音』に『目で見る色』を組み合わせて考えるのは難しいことかもしれません。音楽屋さんには当たり前の感覚的な話でも。音色、音の色。メシアンのように色と音が一致する感覚は持っていなくても、実際に絵画などの色を見ながら音色をイメージしていくと自分の中の何かが変わるかもしれませんね。
小さいお子さんには使っている楽譜に色鉛筆で彩色したり、絵を書き込んでもらったりもします。曲への親しみを強める、イメージを膨らませてもらうのが主な目的ですが、女子的には特に色々お話しながら楽しいレッスンの時間となります。
モッコウバラ?朝の散歩でみつけた色。
心穏やかに過ごせますように
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