こんにちは
松戸駅徒歩10分礒山久理ピアノ教室
いそやまひさりです
昔、高輪の先生宅に通い詰めてレッスンを受けていた頃、大正のお生まれだった先生がよくおっしゃっていた言葉のひとつ「本式」。本式のピアノ、あの人の演奏は本式だから、というように。
対して又これもよくおっしゃっていたのが「インチキ」。あの演奏はインチキなのよ、という具合に。
昨日銀座の王子ホールで聴いた河村尚子さんの演奏はまさに「本式」を感じさせる演奏でした。演奏家の才能ということすら忘れさせるくらい個々の作曲家の作品だけがそこに純粋に存在しているような。それでいて確固たる音楽への姿勢からもどこか伸びやかさを感じさせるのは河村さんが独自に持たれる内面によるものでしょうか。
4月10日(水)
王子ホール
河村尚子が贈る音楽の旅Vol.1
~フランス音楽とジャポニズム~
以下他のSNSに投稿した内容です。お読みいただけたらと思います。
河村尚子さんのピアノを銀座、王子ホールにて。
映画「蜜蜂と遠雷」で主人公の吹き替えを弾いたピアニストと言うとわかるでしょうか。
一言、兎に角素晴らしかったです。「本物」の凄さ。
ずっと聴きたいと思い続けていた河村尚子さんなのですが、ようやく聴けた演奏は想像を遥かに超えた素晴らしさでした。やはりホールで生演奏を聴いてこそです。音楽に満たされる幸せを存分に感じました。
芳醇にして緻密、官能的で万華鏡のような色彩に溢れた音響世界。平たい言葉の羅列しか出来ず歯痒いばかりですが。
そして、今日はなんと言ってもため息が出るような素晴らしいプログラムの組み立てにも魅了されました。
フランス音楽とジャポニズムという副題のついたコンサートですが、メシアン、ドビュッシー、ナディア・ブーランジェ、矢代秋雄、武満徹、ラヴェルを巧みに組み合わせています。メシアンからドビュッシーへ、武満徹からメシアンへと音色の変化に導かれるまま引き込まれました。
時にドイツ語の抑揚を想起させるかの日本語だったりフランス語だったりを私は演奏から感じたのですが、演奏の合間にマイクを持たれ、曲について語られた河村さんの話し方がまさにそんな感じ。深い抑揚とウィットに富んだとてもチャーミングな話し方。まさに彼女の演奏そのもの。
勿論アンコールのフォレの即興曲、ドビュッシー月の光も絶品。
ドビュッシー、メシアン、武満徹あたりで又プログラムを組んでくださらないかしらと想像が膨らみます。秋のサントリーホールでのリサイタルも聴いてみたいと強く思いました。
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