名阪走行の翌日、さっさと対策に走りました。
ついでにおくー号のヘッドも研磨したろっと思って、午前中にバラすように指示。
妙に遅かったんですよね、おくー号も。
私が乗って51秒台、以前乗った時は49秒台、あれ?と思って。
おくーも見た感じ、PPSトレーニングが効いて良い感じで走ってるのにベストより遅かったみたいだし、これは車両やろなと。

 
ちなみに純正パーツは山盛り持ってます、おくーw
元々サトシと共用購入して(私が作成した車両です)その後おくーが休業してる間にサトシがせっせと走ってはメンテしてたんですよね。
腰上も後期化してあったり、純正部品もたんまり買い込んでます。
ただピストンは残念ながらART製じゃない、品番変更後のしか無かったです。
 
バラしてる最中に寄ったんで軽くチェック。
ああ、これだこれ、ここが一番の原因だわw
赤丸印の方、リードバルブが浮いてるのが分かるでしょうか(緑丸が正解)。
いつ換えたか知らないって言うし、まあ、定期交換部品ですよね、これ。
 
って事でヘッドを預かって鈴鹿市のレーシングガレージニワさんへ。
定盤お借りして研磨します。
 
ついでに旧シリンダーの方も研磨して、いつでも使える状態にしとく事に。
新シリンダーの熱入れ後の歪み、結構ありました。
いや、熱入れ前から歪んでたってか面が出て無かった可能性もあるけどw
漏れてた部分、排気ポート上部辺りが低かったっと言うか、なかなか面が出てくれなかったです。
新品一発目なので覚悟はしてたけど。
 
この際にとポート高さも計測。
元がヨコタさん加工の軽加工シリンダー(耐久性重視)に上部拡大の追い加工。
高さは測ってませんでしたが22.5mmくらいでした。
やっぱ結構高かったんやな、どうりでよく回る訳だ(オーバーレブ特性が良い)。
 
新シリンダーの方は「後期の当たり」と言われる23.5mmにしてあります。
後から削り増しする事は出来ますからね、狙いもジムカ特化なので。
 
後はまあ、結構辺りはキツいめですかね。
不思議とピストンにはあまりテカリ出ないんですよね、チャーモ。
 
以前はテカリ部分を必死でペーパーがけしてたけど、1回走れば秒でテカるんで無駄だと思ってもうやってませんw
もう少し使い込みつつ育てていくかって感じ。
 
ヘッドの方はさほど歪んでおらず、すぐに面が出ました。
って事はヘッガスの劣化があったトコに、面出てない新シリンダーの組み合わせで漏れが加速したってトコでしょうかね。
おくーヘッドも全然健全でした、やっぱ50のままだと歪んでこないんかな。
 
肝心のヘッガスを持っていくのを忘れたんでw、出来るとこまでやって帰宅。
おくーに部品届けて、腰上組み込みの指導。
 
10数年前にも教えたんですけど、そら忘れるわなw
あの時はエンジン降ろした状態やったのもあるし。
 
掃除とかは私が鈴鹿行ってる間に済んでました。
だいぶ使ってると思うんでリングは交換、ピストンは再利用のままで。
いやまあ、面倒臭かったと言うかですねw
おくーは年間走行回数そんな多くないし(農繁期は走れない)次換える頃にはボアアップをお勧めしようかと企んでるんでwww
ストックしてあったのもART製ピストンじゃなかったしね。
 
無事に腰上を蓋する事まで付き合ってビールもらって帰宅。
はあ、ヘッガス拡大すんのにもっかい鈴鹿行くか。
いや、仕事でも頻繁に行ってるんで、そのついでの際にしますw