いらん事して返って不調になっても嫌なのでw、最小限の掃除で済ませていきます。
ジェット類は外してエンジンコンディショナー→パークリで掃除して組み込み。
一つだけ固着して死んでたフロートバルブ、エンコンかけてもダメだったので交換。
フロートチャンバー、底の方だけ少しカスあり、固着してて取れないわ。
フロートパッキンは再使用で漏れなかったらいいなとお願いしながら組みますw
ダメでもまだ部品出るみたいなんで、ひとまず組んでしまおう。
部品取りの方のキャブからフロートバルブだけ取り出して移植します。
ついでにドレンプラグのカバー、一つだけ無かったんで部品取りします。
無くても良いようなパーツですけどね。
油面は未確認ですが目視する限り揃ってるんで大きな問題はないかな。
ってトコでサービスデータ参照。
こちらがE型用のデータです。
後述しますが「あれ?なんだこれ?」となったんでF型のデータも参照。
違うとこ分かりますかね?(キャブの部分)
まず現車。
スロージェット(SJ)は全部38Sって書いてるんでE/F型とも共通です。
問題はメインジェット(MJ)。
2/3番シリンダーが#165になってました。
Eなら本来#168のはず。
んで1/4が#160。
E型ならこれでOKなんですけど、内側(2/3)が#165?
抽出してまとめると
E型(1/4)#160(2/3)168→内側が濃い。
F型(1/4)#165(2/3)160→外側が濃い。
内外どっちが濃いかってのは考え方の話だし、メーカーでもどっちにするか悩んでたのかなって事でまあ良いんですけど。
使ってる番手がF型用、配置がE型用になってました。
どっちにしよw
ちなみにエアスクリュー戻し回転は現車2+1/8戻し。
(2番シリンダーのみ1+1/8戻し、多分ミスってるだけ)
つまりF型の設定に近い戻し回転数です。
フロート高さはE用が4±2mm(2~6mm)。
F用が13±2mm(11~15mm)。
ここまで数値違うって事はそもそもの形状が違うんだと思います。
E→Fになった時に140カ所くらい変更されてるみたいなので。
私はフロート高さが揃ってりゃ実油面まで測定して合わす必要ないと思ってる人なんですが、理由として±2mmとかだいたいで良いって事じゃね?と思うのと、現車でセット合わせていくのにそこまでやり込んでもしょうがないかなって理由です。
ちなみに同調調整もほとんどしませんw
やった事あるけど低回転の一定速は安定しましたがそれだけだったのと、全開域でスロットルバルブの角度を合わせる方を優先したいなってのと、教えを乞うた先輩諸兄がレース系の人ばっかだったので、そんなんやらんでエエぞって言われたからですw
街乗り系のシビアなショップさんは拘るトコ多いんで重視するポイントなのかなと。
余談はさておきキャブがどっち用か、帰ってから確認しますw