いつになくバタバタと準備に追われた開幕戦、いよいよです。
Wエントリーなので1日に走行6回。
キツいなと思いましたがセット時間取れる事、やるなら暑い時期は無理だしってんで、
ガタガタの老体にムチ打って頑張りましたw
メモ的に各枠の走行ごとの記載です。
チャレミニ=タイムアタック、モトRミニ=レース型式です。
鈴鹿サーキット 公式リザルト
https://www.suzukacircuit.jp/result_s/2020/moto-challenge/
1本目 チャレミニ フリー走行(WET→ハーフWET)
ウォーマーエア圧 2.2/1.8→1.95/1.8
MJ#120 SJ#38 点火時期 標準~最大進角の間
ガムテ縦2列→64℃前後
パワーピーク 12200rpm付近 引っ張って12500rpm
気温 11℃ 湿度 失念
ファイナル 13-43
手元計測器 69秒80
※変更
点火時期→最大進角へ
2本目 モトRミニ フリー走行(ハーフWET→ほぼDRY)
ウォーマーエア圧 2.0/1.8→1.9/1.8
ガムテ縦2列→70℃前後
気温 13℃ 湿度 55%
手元計測器 65秒83
3本目 チャレミニ 1回目アタック(DRY)
ウォーマーエア圧 1.8/1.8→1.7/1.8
ガムテ縦1列→64℃前後
気温 13℃ 湿度 50%
手元計測器 64秒12
#12 ゼファー師匠を追う#78私。
※変更
Rサス プリ+1/4回転
4本目 モトRミニ 予選(DRY)
ウォーマーエア圧 1.7/1.7→1.6/1.78
ガムテ縦1列→63℃前後
気温 14℃ 湿度 46%
手元計測器 64秒26
ここまでが午前中の走行。
苦しいなりにも、ここまでは良かったんですよね。
後から思えば、4本目終了時にガス欠?っぽいボコつきが出た時点でおかしかったんです。
一休みしてから暖機してレーシングチェックしようとしたとこで異変が。
始動性が極端に悪い?プラグは濃いめ茶色くらいなのに薄いような症状が?
アイドリングしなくなってる?
ヒグマ氏とS氏の同じ年トリオ3人かかりで悩みます。
点火時期がズレてないか開けて確認したり、
MJやSJを何度も交換し、プラグも新品にしたり古いの入れたり、
それでも始動出来れば高回転までは普通に、むしろ調子良く回る。
気温や湿度の兼ね合いで燃調がズレたか?
原因不明のまま、タイムアップなんで5本目に挑みます。
5本目 チャレミニ 2回目アタック(DRY)
ウォーマーエア圧 1.7/1.7→1.6/1.78
ガムテ縦1列→64℃前後
手元計測器 65秒82
ダメ、全然タテが走らない。
それはタイムを見ても明らか、6速まで上げ切らずにタテが終わる場面も。
人間でどうこう出来るレベルじゃない。
再び何とかしようと足掻きますが特に改善もせず。
モトRミニは4台のみ、予選2位、後ろ2台とはタイム差がある(前ともあるw)。
無難に走り切れれば表彰台(3位までなんで)。
とにかく出るか・・・とそのままグリッドへ。
6本目 モトRミニ 決勝
1周リタイヤ
サイティングラップからのグリッド整列。
12月から5kg落としましたが、ツナギがパツってんのは分厚い脊椎パッドにしたからですw
このツナギ作成時(5年前)は78kgでしたから、今の77kgの方が軽い。
とか言え、まだまだデブいですね~、もっと痩せよう。
ウォームアップラップでは真ん中以下の圧倒的トルク不足は感じるものの、
それまで使わなかった3速使う事で補えそう。
何とかやったるで!とスタート!出足は遅れて1コーナー3位進入。
すぐパスして2コーナーで2位へ。
1位は離れるモノの、少しでも見える範囲にいてやるぜ!と最終立上り。
あれ?4速が長い?え?5速入んない?は?遅い?
ボフっと音と共にリアロック、一瞬なのとレバーに指かけてたので即座にクラッチ切る。
何が起きたのが察知出来たので、そのままコースアウト。
終了しました。
オフィシャルのオジサンが
「焼き付きか?なんかさっきから遅かったもんな、朝より」
って話しかけてくれました。
和むな~、こうやって見ててくれるのって嬉しいですよね。
15年位前、雨の南(ワンデーヒーローズ)で2位走行中、ZX6RでS字立上りハイサイド。
その際にももったいなかったね~って話しかけてもらい、
2位に甘んじるのに意味は無いんですよ!コケても本望です!
って笑顔で返した想い出がフラッシュバック。
レースは走ってる人だけじゃなく、色んな人の力によって出来上がっていくんですな。
結果は散々ですが得るモノはありました。
初めて使ったS01/02のエア圧、使い方。
前後重量バランスが他の誰とも違うバーハンNSRなんでw、これも貴重なデータ。
リアサスのプリ加圧を進めていく事で見えた方向性。
フロントフォークの今後の持っていく方向(限界見えるまでイジらない人なんで)。
初めて触り出した添加時期変更による体感による差、違い。
他車と競り合って分かったライン取り、走らせ方、そして車両のパワー差。
複数のNSF100よりは楽勝でタテは速く、
師匠グロム(ちょいイジり)は4速でグロム、6速でこちらの方が速い。
AさんHRCグロムとは途中まではこちらの方がタテ速かった。
→途中からキツくなった、Aさんペースアップか?こちらのタレか?
モトRミニTOPのNSR80相手だと全く歯が立たなかった。
何より楽しかったですね。
終始動き続けてたし座る時間さえあまり無く、仲間の走りもあまり見れてない。
でもやれる事は全部やりきった!悔いはない。
壊れたのは残念ですが、改造クラスをやるって事はそういう事ですし、
その覚悟が嫌ならエンジン改造しないクラスが良いと思います。
そもそもそっちの方が主流ですしねw
無茶苦茶疲れましたが、清々しい、そしてリベンジに燃える気持ちで帰路につけました。
日程変更で2か月前倒し、テスト時間も資金も足りない中で、
自分のレベルに出来る事は出来たかなと思います。
次戦までに考えうる事を全てやりきって挑んでやる!
今回、私より上位だった人らは首を洗って待ってて下さいなw
※写真撮ってくれたケンタ、コウヘイ他の皆さんありがとう