【問題18】2024.06.11

 解散命令などの宗教法人に関する法的規制が、信者の宗教上の行為を法的に制約する効果を伴わないとしてもそこに何らかの支障を生じさせるならば、信教の自由の重要性に配慮し、規制が憲法上許容されるか慎重に吟味しなければならない。

 

 

 

 

【解説】

 信教の自由・政教分離に関する問題です。宗教法人オウム真理教解散命令事件では、判例は、解散命令を合憲としつつも、解散命令などの宗教法人に関する法的規制が、信者の宗教上の行為を法的に制約する効果を伴わないとしてもそこに何らかの支障を生じさせるならば、信教の自由の重要性に配慮し、規制が憲法上許容されるか慎重に吟味しなければならないと、判示しました。

 ひさぽんが高校生の時に地下鉄サリン事件が起こりました。今も忘れられません。歴史上の事件、いくつも判例として出てきますので、行政書士試験の勉強は私たちの衝撃を再び思い出させることがありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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