fuwari ふんわり diary


おはようございます。

新しい週が始まりましたね。

シンガポールは昨日朝からの大雨で、メインストリートのオーチャードロードが冠水したそうです。。。

私は一日家で過ごしていたので困ることはなかったのですが、

子供たちが出かけるのにも、とにかく空模様と睨めっこで、うまく目的地にたどり着けるよう

家を出るタイミングを計らねばなりません。

蒸し暑くて、大雨の多い季節となりました。。。。


そんな最近の我が家ですが、朝はNHKの連続ドラマ「おひさま」をみています。

こちらの時間で朝7時から放送なので、ちょうど子供が家を出る頃となり、

じっくりとみられないことが多いのですが、

最近の展開に、手を止めて見ずにはいられない状態になっています。(笑)


全体の雰囲気としては、温かくて、優しさや思いやりに溢れる台詞、言葉遣いが多く、

登場人物も皆素敵で「あ~この人いやだな。。。」という役者さんが一人もいないドラマです。

中でもナレーションの若尾文子さんの語り口調が心地よく、朝からほのぼのとした気持ちになります。


ですが、そのほのぼのとした雰囲気とは裏腹に

今は戦時中のお話となっているので、

これまで大切に育てられて、健やかで将来に夢を持つ若者たち。。。。

それぞれの立場から息子だったり、兄弟、婚約者といった、大事な家族、愛する人が、

戦地に赴かなければならないという「別れ」の場面が多く描かれています。

生きて帰ってこれないかもしれないという覚悟の元に行かねばならない、見送らねばならない切なさが

ひしひしと伝わってきて、毎朝目頭が熱くなっています。


大切な娘たちが3人いて、自己都合ではありますが、夫と離れて暮らしている今、

「おひさま」を通して、さまざまな思いが駆け巡る今日この頃です。

自分ではどうすることもできない時代の流れが背景にあり、

戦争は絶対にいけない。。。と気持ちをあらたにします。

そして今、日本は戦争をしているわけではないけれど

大震災によって、突然に愛する家族を失ってしまわれた方、

避難生活や放射能の問題で家族が離れて暮らさざるをえない方が多くおられる中、

このドラマが多くの人の心に響くような気がしてなりません。

見る人が心のままに涙を流して、ゆっくりと元気を取り戻していかれるような。。。

そんなドラマになったら素敵ですね。


「夫に会いに行きたいな。」。。。ドラマをみた私の心に自然に湧いた感情です。


そして、「思い立ったのなら、できるのならば、行動にうつそう。」そう思いました。


毎日がかけがえのない時間。。。だからこそ

会いたいと思ったら、できるのならば、会いにゆこう。


現実的な話としては、家計をやりくりし、格安の航空券を手配して、いろいろな準備をして、

必死になって行くのですけれど。。。(苦笑)


でも、いいのです。行きたいという意思の元になんとか行動することができる、

それは本当に素晴らしいし、ありがたいこと。

引き締めるところは引き締めて。。。毎日を誠実にひたむきに頑張っていこうと思います。