子供を育てる上でずっと気をつけていることがあります。

それは、普段に使う言葉遣いです。

特に夫婦の会話、子供との会話。

子供の前で夫のことを悪く言ったりは、絶対にしませんし、

3人のうち誰かを前にして、その場にいない他の子供を悪く言うようなこともしません。

(言うときは、本人に。)


ただ優しく話すだけでなく、

言葉に尊敬の気持ちがこもるように意識しています。

ですので、子供が親に対して使う言葉も、親しき中にも礼儀ありで、

乱暴な言葉や失礼な言葉を使ったときは、

小さいときから厳しく注意して、教えてきました。


親子だけでなく、姉と妹の関係においても

「尊敬の気持ち」を大切にしています。


3人姉妹で、あまり年も離れていませんし、双子もいますし、

3人を同じように横一線に育てるのもありかと思いましたが、

長女には、双子と過ごしていない1年9ヶ月の一人っ子時代がありますし、

双子には、生まれたときから自分の他に子供がいたという状況がありますし、

この違いは大きいので、敢えて姉と妹の意識をしっかり持たせるようにしました。


長女は、私と夫が遊んだりあやしたりして育ちました。

ですが双子は生まれたときから、私や夫があやすより、長女があやすのを一番喜びました。

長女の声を聞くときゃっきゃと喜ぶのです。

何も教えていないのに、不思議なものです。子供は子供の声が好きなのですね。

その様子に嬉しくなった長女は、一生懸命双子のお世話を手伝いましたし、

この自然にできた姉妹の関係を大切にしたいなと思いました。



余談ですが、長女が遊ぶときに双子にニックネームをつけていたことを思い出します。

なぜか名前と全然関係ない「しゅりかちゃ~~ん」「だびーちゃ~~ん」と呼ぶと

双子がニコニコして「はぁ~~い」とついていってお歌を歌ったり、カーテンで隠れんぼしたり、

ままごとをしたり、水遊びをしたり、布団で遊んだり、並んで外を眺めたり、毎日楽しそうに遊んでいました。

なぜそのように呼ぶことにしたのか謎です。(笑)

今聞いても本人も覚えていません。


「お姉さんだから、こうしなさい。」というのではなく、

お姉さんってすごいね、こんなこともできるんだね。

妹たちが喜んでいるね、と励まして、誉めて。

時には我慢をしたり、譲ってあげたりする場面に遭遇しますが、

長女が自然に譲る気持ちになれるように、いつも長女の優しい行動や言葉かけを認めて、誉めてあげました。

双子には、長女のしたことや言葉を取り出して、「お姉ちゃんは、すごいね、優しいね、お姉ちゃんがいてくれてよかったね。」と話して聞かせ、長女を敬う気持ちを育てました。

話して聞かせることが理解できないほど小さい頃は、

嬉しいとき、誉めてあげたいとき、頑張ったとき、いろんな場面で

「すきすきちゅー」といって、ほっぺにちゅーをする。。。ということを親子で、姉妹でよくやりました。


時には、意地悪をしたり、けんかになることもありましたが、

長女がお姉さんらしい行動ができなかったときは、双子の前で叱りましたし、

双子が長女に対して言うべきではない言葉を言ったり、やるべきではない行動をとった場合にも

長女の前で叱りました。




そうして親や姉を尊敬する気持ちをすり込んできたつもりですが、

大きくなってきた今では、いつも姉は姉、妹は妹とはいかなくなってきています。

できることも年齢に関係なく差が出てきますし、得意なことも違ってきます。

性格も違って、それぞれに敬うべきところがでてきます。

もちろん、親の私たちよりもできることが増えてきたり、優秀なところがあったり。。。


親だから、姉だから、えらいということではないでしょう。。。という気持ちも起きるでしょうし、

これからは人として、相手を尊敬する気持ちを持って接することができるか。。。

ということが大事になってきます。


最近では、娘たちの口げんかもかなり言葉が悪かったりしますが、

若い子達がそういう言葉を使ってしまうのもわかります。自分もそうでしたし。

相手と場所をわきまえて、きちんと言葉を使い分けてくれたら、

姉妹やお友達との間では、多少は砕けた言葉でやりあってくれてもかまわないと思っています。


ですが、言葉は一つ間違えば、とても鋭い刃物に変わり、人の心を傷つけます。

細心の注意を払っても、時には、言わなければ良かったというような言葉を口にしてしまうことがありますし、

自分にそんなつもりがなくても相手の方が不愉快な思いをされて、

知らないうちに相手を傷つけてしまうこともあります。


これは、大人になった今の私にとっても難しいことです。

それを子供たちに教えていくことは、もっと難しい。


でも相手を尊敬する気持ちを持って言葉を発したら、

そういう機会は少なくなるのではないかと思います。


自分の気持ちをコントロールすること、言葉を発する前にほんとに言ってもいいのか一呼吸おくこと、

自分が言われて嫌なことは人には言わないこと、人の悪口は言わないこと。。。

相手の良いところをみつけて、すごいなぁ、素敵だなぁと思うこと。

。。。自分にも言い聞かせる毎日です。

それに加えて、感謝の言葉をいうことができたなら。。。最高ですね。


思春期の娘たちにとっては、思ってはいても言葉に表現することがなかなかできなかったりしますが、

学校で先輩として活動する長女の姿を見る双子は、やはり嬉しそうですし、誇らしげですし、

また長女や長女のお友達が双子をかわいがってくれる姿にも感激しています。

学校でのいろいろなことを、3人で楽しそうに話している様子を見ると、

小さい頃が思い出され、

大丈夫、ちゃんとわかってくれている。。。そう思います。


子供への親のアプローチは、成長とともに変えていく必要がありますが、

家の中でずっと変わることなく、私たち夫婦が尊敬と感謝の気持ちを言葉にしていたら

きっと自然にできるようになってくれると思っています。

家庭は小さな社会。その意識を持って子供を育てています。

すぐに成果があわられなくても、「じっくりと待つ。」ということも大切なのでしょうね。。。

「待つ」ことについては、また今度、文章にしたいと思います。


fuwari ふんわり diary


                 長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

                         楽しい週末をお過ごしくださいね。