fuwari ふんわり diary

こちらは、私の二胡です。

黒檀ににしき蛇の皮を張った北京二胡。

香港で習っていた二胡教室で出会い、

音色が気に入ったので、思い切って購入しました。

楽器との出会いは縁ですから。。。

私のところに来てくれてほんとに嬉しく思っています。


fuwari ふんわり diary

香港では、北京出身の二胡大師、 王國潼老師に習っていました。

彼は、二胡の神様と言われる「劉天華」の直系のお弟子さんに師事し、

二胡をより学びやすくするための練習曲や

音階練習、快速技法などのテクニックの本をたくさん出版されると同時に

ご自分で作曲もされ、現在も演奏活動や教育活動にご活躍されています。

普段はとても穏やかなおじいちゃん先生。。。ニコニコ

でも二胡を手にとって演奏が始まると

二胡の神様が降りてきたような素晴らしい音色と演奏技術に魅了されます。

時には、切なく、時には激しく。

純粋に音楽を愛し、二胡を愛し、

聴く人の心を想って演奏される姿を心から尊敬しますし、

片言の中国語しかできない私の言葉を一生懸命聞いて

わかりやすい言葉で、熱く二胡について語ってくださったことに

いまも感謝しています。

二胡は本来、歌う人のキーに合わせて自由に音を奏でるもの。

楽譜があっても演奏家の気分で、その場の雰囲気で、

装飾音をつけたり、音を滑らせたり、トリルを入れたり

飛んだり跳ねたり、トレモロにしたり。。。

時には鳥の鳴き声になり、馬の嘶きになり、

自由に自由に思いのままに、即興演奏する。

毎回の演奏が変わってもいいのです。

喜び、悲しみ、切なさ、気分が高揚している様子。。。

同じ曲で同じ演奏家でも

同じ演奏は二度とないのです。

だから、より人の心に伝わるのだと思います。

「より多くの人に二胡のことを知ってほしい。それが私の願いです。」

とおっしゃっていた老師のお言葉が心に残っています。

練習では、一緒に演奏してくださることも多く、

贅沢な時間を過ごさせていただきました。

これからも老師に教えていただいたことを大切にして

二胡と向き合う時間を作っていきたいです。

「心を自由に。心のままに。」

私にとって二胡はそんな存在です。