S4-0C


主砲の一発とエースの力投で3連覇に向けて好スタート。

WBC熱が冷めやらぬ中迎えた開幕戦。初回か侍ジャパンの主役が躍動した。

先頭濱田がヒットで出塁すると四番村上が大瀬良の低めの変化球をうまく掬い上げて右中間への先制ホームラン。なんとも主役が開幕初打席で仕事をした。

3年連続7度目の開幕投手となった小川は、初回から安定感があった。ピンチらしいピンチは5回の1アウト1、2塁の場面をダブルプレーで押さえた。

すると6回はオスナがバックスクリーンへソロホームラン。オープン戦から好調である。

8回には中村のスクイズで追加点と小技もしっかりと決めた。小川は7回82球被安打3の危なげないピッチング。

その後は8回清水、クローザーは田口がスタンバイをしていたが4点差になったところでオープン戦急上昇した星が9回のマウンドに上がる。MAX155キロのストレートは覚醒の予感がした。3人で抑えてゲームセット。高津スワローズは開幕戦を盤石の勝利を収めた。

カープは守備では盗塁タッチアウトのタイミングで送球がこぼれたり、打撃では外野フライでランナーが飛び出しダブルプレーになるなど細かいミスが目立ち流れを呼び込めなかった。

最後になるが山田哲人が2安打2盗塁と今年はスタートからやるぞという気概を感じた。

観戦成績1勝0敗