鎌倉市



本尊 阿弥陀如来


1240年に鎌倉幕府第四代執権・北条経時が佐助ヶ谷に建立した「蓮華寺」が起源で、1243年に現在地へ移転して「光明寺」と改称された浄土宗の大本山です。

江戸時代には徳川家康から「関東十八檀林(学問所)」の筆頭に位置づけられ、全国から僧侶が集まる念仏修行の根本道場として栄えました。


開山の良忠上人が昔、子狐を助けたお礼に親狐から「薬種袋」を授かったという伝説が残ります。

その後、鎌倉で疫病が流行した際にその薬種を用いて多くの人々を救ったとされ、その故事から病魔退散・家業繁栄の神様として「繁栄稲荷大明神」が祀られています。


「鎌倉三十三観音霊場」の第18番札所でもあり、如意輪観世音を祀っています。

あらゆる願いを叶え、特に女性の守護や子授け・安産のお守りとして信仰を集めています。


「鎌倉二十四地蔵尊霊場」の第22番札所として延命地蔵尊が祀られており、寿命を延ばし、予期せぬ災難から身を守ってくれるとされています。


格式の高さを象徴する山門は高さ16メートルにおよび、鎌倉の寺院に残る山門としては最大級の規模を誇ります。

1階が和様、2階が禅宗様という珍しい建築様式です。


境内には、毛色の違う2つの美しいお庭があります。

記主庭園(水生庭園)は、蓮の池を中心とした広大な「池泉回遊式庭園」で、夏には大賀ハスが見事な花を咲かせ、秋には美しい紅葉が池の水面に映り込みます。

三尊五祖の石庭は、白砂と巨石で構成された「枯山水」の庭園で、仏教の教えを表現した機能美があり、ただ眺めているだけで心がすっと落ち着いていくのを感じられます。


裏山展望台(天照山)は、かながわの景勝50選にも選ばれた眺望スポットで、心洗われる絶景が広がっています。


浄土宗の重要な法要である「十夜法要(お十夜)」は、実はこの光明寺が全国で初めて行った場所(許された場所)として知られています。



光明寺

神奈川県鎌倉市材木座6-17-19