明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
盛岡藩の鉱山学者である大島高任が蘭書(オランダの技術書)を参考に西洋式高炉を建設。
1857年に日本で初めて鉄の連続出銑に成功し、翌年に仮高炉での操業を開始しました。
原料となる鉄鉱石の採掘から、木炭の製造、水車を利用した送風装置、実際に鉄を精錬した高炉まで、一連の製鉄システムが山間部に構築されました。
日本の近代化を支えた成功の歴史から「事業成功」「目標達成」「技術向上」などの開運パワースポットとして親しまれています。
三番高炉跡は、1858年に仮高炉として建てられた、現存する中で日本最古の洋式高炉跡です。
花崗岩が美しく積まれており、中央には当時の熱で固まった巨大な鉄の塊「炉底塊」が残っています。
磁石を近づけるとピタッとくっつくことからも、当時の製鉄の息吹を感じられます。
一番高炉跡・二番高炉跡は、三番高炉に続いて1860年頃に建設された高炉の跡です。
高さ2.4mほどの重厚な石組みが4段残っており、当時はこの上に耐火レンガが積まれ、約8mもの高さがありました。
水車場跡は、高炉に風を送るため、川の水の力で水車を回していた場所です。
当時の最先端だった独自の送風システム(フイゴ)や、製鉄プロセス全体の工夫がうかがえます。
高炉に欠かせない鉄鉱石を掘り出していた採掘場跡や、牛馬で鉱石を運んでいた運搬路跡を散策しながら当時の過酷で壮大なスケールに思いを馳せることができます。
隣接する橋野鉄鉱山インフォメーションセンターでは、当時の製鉄プロセスをCG映像やパネルでわかりやすく解説しています。
橋野鉄鉱山
岩手県釜石市橋野町2-15







