各中学校、高校とともに

中間テストが終わり、結果が返されてきていると思います。

 

生徒の中には合計点が、前回より100点上がった子もいます。

大体、平均すると、約50点ほど上がっています。

素直に、よく頑張ったなぁと思います。

もちろん、中には思ったほど上がらなかった子もいます。

 

プロ野球の野村監督も「負けに不思議の負けなし」と仰っています。

(もとは、平戸藩藩主、松浦清の言葉だそうです)

本日は、「上がらなかった理由」を考えてみようと思います。

 

1..学校で話を聞いていない

大体、5教科合計で400点取るか取らないかの生徒にありがちです。

「テスト週間でまとめてやるし、授業よくわからないし」と

普段の学校の授業を、能動的に聞いていない場合

きちんと修めた子に比べ、導入部分で時間を食います。

結果、消化不良でテストを終えます。

 

2.ノートをまとめなおして終わり、ワーク写して終わり

めんどくさがりでええかっこをしたがる生徒にありがちです。

「今日は〇〇ページ勉強した」と、教科書を読んでまとめただけで

勉強をした気になっている生徒がいます。

ノートを見せてもらうと、まぁそれはそれはカラフルでして(笑)

試しに、問題を解かせてみると、ものの見事に0点でした。

まったくの無意味とまでは言いませんが

「ノートをまとめる」「教科書読む」は厳密にいうと

テスト勉強、点を取る勉強ではありません。

それは、ただの準備です。

 

3.自分のペースですすめて、時間を気にしない

真面目で、普段からコツコツと進める生徒にありがちです。

本来、とてもいいことなのですが

「点を取る」という事においては、時に足かせとなります。

特に「結果が出ていないのに、自分のやり方に固執する」

「分からない問題を1時間考えて、完璧な答案を作ろうとする」

場合は、要注意です。

極論を言えば、一度、答えを見ながらやってみて

別の用紙に、今度は全く何も見ないでやってみるなど

効率化を図らないと点は上がりにくいです。

 

上記3つに共通して言えることは

「同じ問題を何度も解いていない」

ことが挙げられます。

もしかすると、真の教育だとか、本当の学力だとか

その観点からすれば、間違っているかもしれません。

ただ、「点を取る」という一点においては

知識の蓄積と暗記は必須です。

それが出来て初めて、人は考えるのかもしれません。

さて、期末テストまであと1カ月を切りました。

今回、ふるわなかった生徒は、同じ轍を踏まないよう

しっかりと準備して臨んでください。

期待しています。

 

ひさの塾

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