この１週間
俺はリスカを４回した
今日は立て続けに２回した
痛みが欲しかった
流れる血液が綺麗で
ストレスを感じる事はない
自覚症状が無いのか
深夜帯になると切りたくなる
貝印の剃刀が無いから
カッターナイフで
ゆっくりゆっくり
力を入れて深く切り刻む
数え切れない程
傷で埋まる程
左手首は可哀想だ
右手から罰せられるのだから
切った後
左腕が震えた
痛みでなのか
上げてる事に疲れたのか
それはわからない
俺がまた自傷をしている事を
身内では誰も知らない
今度の通院はアームウォーマーしてく
Ｄｒには言うし見せるけど
君にだけは気付かれたくない
こんな俺を見たら
君は哀しむだろ？
入院してる今だけは
隠し通したい
今はもう
飲むヨーグルトくらいしか摂取出来ない
体重は減らない
何が俺をリスカへ誘うのか
それは俺の中に住み着いてるモンスターだろ
それを駆除する事も
拒絶する事も出来ず
共存の為に俺はアイツに従う
そっちの方が楽だからとか
そんな生温い事じゃない
もし拒絶をしたとしたら
アイツは大笑いしながら近寄って
俺を自殺行為に誘い込むだろう
わかってるから
俺は自傷で止めている
アイツが俺を壊してく
別に哀しさや苦しさ、辛さや寂しさは無い
残るのは１つだけ
孤独
そう孤独だけ
頼れる誰かを知らない
頼るとはどうするのかもわからない
頼った所で俺は変わらない
この感情を癒せやしない
拭い去る事も埋める事も
どちらも出来ない
只、傷付いた左手首を
無感情のまま切り続ける
もう辞めようと決めていた行為
独りになると言う事は
それだけで孤独なのだから
切った後は
馬鹿だなぁとは想う
こうして浅く切って紛らわして
別に構って欲しい訳じゃない
アイツが俺を離さないから
アイツは俺の全ての過去を持ってる
それを武器にしやがる
過去の痛い体験を乗り越えようとして選んだ自傷を
今の現実を乗り越えようとして選ばされる自傷
どの道、俺自身なんだ
アイツも俺だ
俺は別に解離性同一性障害ではない
只、過去の傷や今の傷を背負ってる
もう一人の俺なだけ
それだけ
欲望に負けてる俺が悪い
でもまだ
生きてたいんだ
だから致死率の低い自傷を選ぶ
それだけの事