夜中に老犬のえずく声で目が覚めました。

よだれを垂らしている事と、えずいてる時間が長いので間違いなく嘔吐時に失神するパターンで飛び起きました。


吐く時に「ギャァッッ」と悲鳴の様な痛い時に泣く様な大きな声を出して失神しました。

今回の失神は何をしても覚醒せずベロンと垂れ下がった舌がチアノーゼを起こし心臓の鼓動がないので

(もしかしたら微弱でも動いていたかも知れないですが…)心臓マッサージをしました。


しばらくして明らかに認識出来る大きな息をし始めました。


一応、朝病院に行く時に見せる為に動画撮ります。

心臓マッサージをしてハッキリと呼吸と意識が戻ったと判断した時です。体をさすります。


ずっと息が荒いままで、身の置き所がなく

横にもなれず座って息をしている状態がつづきました。


こんな苦しそうな状況のまま朝まで耐えられるのかと思ったんですが4時頃に大量の水を飲みはじめます。これは、抜歯の時に死の淵を彷徨った時にも見せた状況で、その後に目に力が入って生きる力を確信した事があったので、今回も生きようとしている行動と思ってます。


今回も早朝から父が動物病院の予約にならんでくれました。私の父は心臓が悪く母と妹と私は【普通救命講習3時間】受けてます。それを機に【応急措置普及員8時間×3日間】の講習も3年に1度受けてます。(2回受講)



幸い父の心臓マッサージをした事はありませんがロズの心臓マッサージは今回で2回目です。

人の命を救う為の講習ですが、愛犬も家族。

慌てずに対処は出来たのはこのおかげです。


病気で寝たきりであれば心臓マッサージはせずに腕の中で見送りますが、まだ生きる力があるので心臓マッサージします。躊躇う時間は無いです。

※犬の心臓マッサージはYouTubeで。




病院後実家へ。

母に抱かれてます。

注射後ですがまだ息が荒く辛そうです。


ロズは心臓と肺が悪くなってる様で、今日のレントゲンでは肺が真っ白でほんの少ししか息が出来ていないと言われました。前回10月2日の血液検査の次の日にしたレントゲンでは心臓肥大は指摘されてるのですが心臓肥大自体の症状はなく酸欠による失神という事で心臓の薬は結局もらいませんでした。


今日は気道を広げる注射をしました。

今後この苦しみをいかに軽くするか…という事みたいで明日も病院に行きますが気道を広げる薬があるみたいなのでそれを処方されると思います。


20日前のレントゲンの時にはなんともなかった肺ですが、高齢なので老化スピードというのは侮れません。


昨日まで呼吸が苦しそうなそぶりは一切なく、夕方にはご飯も100グラムペロっと食べてます。

もちろん心臓肥大と見られる症状もありませんでした。


今は既に我が家に帰宅してましてロズは安静にしてます。今日はこのまま見守ります。