グラついた歯を抜いたその日、くしゃみと鼻血、目からも出血、飲み込んだ血を吐いたり真っ黒の軟便までお尻から出てきてしまいます。
そのうち呼吸まで苦しそうに血まみれのペットシートの上に横たえて立ち上がることもできなくなったんです。
出血も止まらず立ち上がる事も出来ず…
このまま力尽きるような感じでした…
地元には夜間の動物病院は一切ありませんし、そもそも信頼できません。
それでも何とか開院まで頑張ってくれて血だらけで力の抜けた老犬を病院に連れて行きました。
病院に駆け込むと、窓口でロズを見たスタッフが慌ててすぐに診察室とは別の部屋に連れて行きました。先の患者さんが診察室から出てくると直ぐに診察室に呼ばれて止血剤を打って対処してくれました。
先生は「肝臓の薬を飲んでるから血が止まりにくいのが厄介なんだよね…(心配させてごめんね…という雰囲気)」「明日は日曜日だから月曜日にまた来てね…(大丈夫だからね…という雰囲気)」と言って治療は終わりました。
金曜の晩から土曜日、日曜日と徹夜の看病だったんですが日曜日の晩にはフラフラっと立ち上がり2分近く水を飲み続け(金曜日正午以来のお水)目に光が戻った時は「生きる」という力を確信しました
私と老犬が長くお世話になっている動物病院の先生は地域の愛犬家や愛猫家から絶大な信頼を得ていてもちろん私も信頼しています。
生まれてからずっと19年もの間、15歳からは毎週のように先生にみてもらっているし、数回命を救っていただいてます。(年なので手術は一切無く注射と点滴ですが必ず元気を取り戻してきたんです)
まさか抜歯でこうなるとは想定外でしたが、これからも先生にお世話になる気持ちは変わらないし、他院の選択は一切ありません。
そして月曜日。
先生に「血も止まってるし大丈夫」と言ってもらい火曜日には久しぶりにご飯を食べ、そのうち普段通りの生活にもどりました。現在は三食良く食べ良く眠りゆったりと過ごし平穏な日々を過ごしてます
止血剤を打ってもらった日の土曜日は午前中のみの診察で、開院時既に待合室は人で溢れていたんですが、沢山の方が診察の順番を譲って下さり本当に嬉しかったし、感謝しかありませんm(_ _)m
※出血時の写真です
苦手な方はここから下ストップ
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↓が動画です…
いびきをかいて寝てるのではなく
鼻に血が詰まってるのかこの様に息をしています。
普段寝息一つたてません…