夕日を拝むお彼岸に3世代で歌舞伎鑑賞「中村七之助特別舞踊公演」
こんにちは
早いもので3月も半ば本日は、春分の日お彼岸のお中日
寒さ暑さも彼岸までといいますが、美しい夕日を拝みましたか?
一昨日、中村七之助特別舞踊公演2019 千秋楽を観劇しました。
なつかしの中村屋ヒストリー中村鶴松さんの愛らしい汐汲
待ってました隅田川千種濡事
中村七之助さんの見事なお染の四役早替り。
七之助さんの立役もいぃですね
いだてん出演で勘九郎さん不在でも、
七之助さんの余裕を感じる座頭、地方の心地よく響く音色、
お彼岸に母と姪も一緒に、中村屋さんの舞台を楽しませていただきました
身近な場所で、観やすい料金で子供たちも触れられる機会が
増えることを期待します
お彼岸でお掃除をしながら懐かしい写真を見つけました。
母が小学生のころ、御園座の舞台に立ったときのもの。
初舞台で3役を務め、花魁は、重い衣装、きつい鬘など
泣く泣く舞台に出たそうです。
しかしながら、日本舞踊、琴、三味線、常磐津、長唄、茶道、華道など
幼いころから日本の伝統文化を身に付けた人の仕草は、美しいものです。
その姿を見て育ったことは、時がたつごとに感謝に代わります。
当時は、衣装を作ることも大変だっこと、忙しい祖父や大学生だった叔父たちが
帰郷し、必ず観に来てくれたことなど嬉しそうに話してくれました。
お彼岸は、3月「春分の日」と9月「秋分の日」の前後3日間の計7日間を指します。
それぞれの初日を「彼岸の入り」、終わりの日を「彼岸明け」といい、
春分の日・秋分の日を「中日」といいます。
国民祝日に関する法律では、
・春分の日=「自然を讃え、生物を慈しむ」
・秋分の日=「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」
お彼岸の本来の意味は、煩悩を脱した悟りの境地のことをいい、三途の川をはさんで、私達の住んでいる世界を此岸(しがん)といい、向こう側(仏様)の世界を彼岸(ひがん)と言います。
「此の迷いの岸である現実の世界から、彼の悟りの岸である仏の世界へ到達する」
お彼岸には、「悟り」をひらける仏道修行の期間という意味合いもあり、普段仏道修行をしていない人達も彼岸の期間中は、西の太陽に祈りを捧げ煩悩を払ったそうです。
お彼岸に西の太陽に向かって拝むのは、春分の日と秋分の日のお中日は、「太陽が真東から出て真西沈む日」。この日に夕日を拝むと西にある浄土に向かって拝むことになり、功徳があると言われています。
お彼岸を迎える前にお仏壇やお墓をいつも以上に綺麗にし、
家族でお参りをしましょう。
一年で最も過ごしやすい季節、
新年度に向かう晴れやかな季節の到来です