正寿院でご縁を結ぶ「結いの紐」日本の食文化お茶のまち宇治を巡る京都幸福旅の旅①

皆さま

おはようございます

Seocolor Academy 　　瀬尾姫民　です

昨年から温めていた京都幸福旅2018。

最も大切な神事神嘗祭が執り行われる秋晴れの心地良い日、
「日本の食文化お茶のまち宇治を巡る旅」が実現しました。

はじめに向かった先は、
著書の表紙になっている天井画。
最初のページのハートの猪目窓。
国の重要文化財になっている快慶のお不動さんが拝める

宇治・正寿院へ。
副住職さまのありがたいお話。お賽銭箱の上に垂れる紐は、

御本尊様の指から自分へと繋ぐ五色の「結いの紐」。

十一面観音様と御縁をつないでお詣り、護摩だきのお願いもしました。

私にとりましては、皆さまとのご縁も結ぶ「結いの紐」。のように思います。

正寿院は、江戸時代に造られた本堂の天井画も拝観できます。

「つちた美しさ」日本特有の美意識を感じることができます。

また、私の守り本尊「お不動様」もお祀りされています。

現在、快慶作　木造不動明王像は、国の重要文化財になっているため、

奈良国立美術館にて拝観できるそうです。

そして、3年前に新しく造られた「客殿　則天の間」。

こちらには、一年前にあの160枚の天井画が完成されました。

6年ほど前から各日本画家の方々に、「花」をテーマに依頼され、

完成された天井画。彩りの美しさは、心に華を咲かせ、大人気の場所に。

ここでは、心を無にして自然と触れあい人も自然の一部であることを悟る

「則天去私」から則天の間と名付けられたそうです。

「閑坐聴松風」
心を落ち着け、静かに坐ると、
松林を通り抜ける風の音が聴こてくる。
しかし、日々忙しく過ごしていると
そんな音に気づくことができなくなってしまいます。
日々、忙しい忙しいと口にしていませんか？
忙しいとは心を亡くすと書くように、
心に余裕がなくなってしまう状態のこと。
日々、忙しすぎて大切なことを見落とさないように心掛けましょう。

著書「お食事から身につける美しい日常」から
昨今の自身に向けて読み直す禅語です。

「観世音」も同じように心にゆとりを持つ教えであると副住職が

教えてくださいました。

御名残惜しい気持ちで次の目的地へ、宇治と言えば、お茶