田中好子さん・・・。 (T T) | 久松龍一オフィシャルブログ「Like a Dragon ~龍のように~」Poweed by Ameba

田中好子さん・・・。 (T T)

先ほどニュースでの


田中好子さんの告別式での様子を流していました。


生前、田中さんと親交のあった方々が映った後


死を予感して、


前もってメッセージをテープに録音して残していた。


冒頭から驚かされました


普通ならお世話になった人たちにメッセージを残すのに


東日本大震災の被災者の方々や


震災によって亡くなった方々を心配し


被災地の方々の事を考えると心が破裂するほど痛い。


というメッセージでした。


こんな事が言えますか!?


僕はそんな自信はありません。


今からいつ


自分の命の灯火が消えてしまうかも知れないのに


人のことが気遣えるっていうのは


どういう心境なんでしょうか!? (TωT)


更には


「 闘病を続けてきたが


もしかすると負けてしまうかもしれません 」


行った先の天国で


被災されて亡くなった方々の


お役に立てたら


とおっしゃっていました。


でも、そのテープから聞こえる声の


なんと儚くて弱々しい声なんでしょう・・・・。


今にも消え入りそうで苦しそうなその声から


どうして人の心配が出来るのかはてなマーク


自分の方がもっと苦しい思いをしているのに


人の心配をしている。


まるで神様なのかと勘違いしてしまうような


そんな内容が聞こえてきた時、


僕の頭は混乱してしまって


ただただ呆然としてしまいました。(@Д@;


その後の内容を聞いて


そんな事無いビックリマーク えっ


この人は神様なんかじゃないんだ!! Y(>_<、)Y


と思い知らされました。


キャンディーズ時代からの「 家族 」


伊藤蘭さん、旧姓 藤村美樹さんらに向けたもの。


ファンの方々に向けられたもの。


感謝の言葉ばかりが出てきて


それを聞いていたら


僕の心が苦しく悲鳴を上げているのが分かりました。


自然と目が熱くなり


流れる雫は


これまた熱く頬を


溝を通り


止まる事がありません。


その声は感謝の言葉を言う度に


ロウソクの様に


どんどんと声が細く


息が荒くなっていくのが


ありありと分かり、


もう聞いていられないくらい


僕も心が苦しくなりました。


最後の言葉が


もっと映画に出たかった。


もっとドラマで演じたかった。


もっともっと女優で女優を続けたかった。


それを聞いた時


僕はなんて幸せなんだろうと思いました。


僕はお陰さまで


身体は健康ですし


役者も続けていけます。


もっともっと仕事で演技したい!!


っという思いは


僕と運としだいでまだまだやっていくことは可能です。


しかし、


田中さんはもう・・・・。


そう考えたらクヨクヨ考えていることよりも


何かに動かなければという衝動と


これからも役者を続けていける環境と


丈夫に生んで育ててくれた両親に


感謝し、


これからも全力で自分の人生を自分らしく


生きて行こうと思います。






この後に


転写になりますが、


田中好子さんのテープの内容を


この後のブログに


載せさせて頂きたいと思います。


まだ聞いていない方は


それを読んで頂けると幸いです。






田中好子さん


ご冥福をお祈り申し上げます。




              久松龍一