合唱で
長年お世話になった先生に
感謝が溢れ出した
先生が創造する
音の世界、女声合唱の世界が
私は大好きだった
いつも
誰よりも
最初に暗譜している私は
先生に褒められた
暗譜することを努力した
とは
全く思っていなかった
今だから分かること
先生が創造する
音の世界を味わいたい
ただそれだけの
純粋な気持ち
楽譜を覚えた…
…そうじゃない
詩とメロディを覚えただけ
ブレス記号を含め
ディナミックは覚えていない
先生の指揮を見ながら
多分
指揮
というより
先生から発する
オーラやエネルギーを
見ながら感じながら
共振共鳴しようとしてたんだと
思う
共同創造しようとしてたんだと
思う
今この瞬間
先生を
先生の音楽を思い出して
今生
先生と音楽を創造することは
もう終わったんだと思った
それと同時に
合唱も合唱団も
本当にもう終わりと思った
合唱は味わい尽くした
そして
先生への感謝が溢れ
涙が溢れる
共に過ごした
合唱の仲間や友だちへの
感謝と涙が溢れる
気付いたこと
先生への
感謝ばかりが溢れる
それだけで
無償の愛のエネルギー
先生のことで
何も願うことは無い
何も祈ることも無い
それでいい
同じように
母に対しても
元夫に対しても
友だち、仲間etc.
今までに
出会った知り合った
誰に対しても
願うことや祈ることは
何も無い
純粋に感謝だけ
感謝という
無償の愛のエネルギーだけ
今この瞬間
私は それでいい気がした
誰も全て
必然で完璧なストーリー