あなたは、あなたの魂がどのような目的を持っているか知りたいとお待ったことはありませんか?

わたくしのところにも
「わたしは、今世で何をしたら良いのでしょうか?」
というようなご質問は時折いただきます。


前世・過去生と呼ばれる魂の履歴を霊視することもございます。
お悩みに関係している場合があるからです。

しかし、中には意外な内容のものも多いのです。

たとえば、
現世ではとても辛い家庭環境に育って、両親に尽くして犠牲になってしまっていた方がいらっしゃいます。
この方はご家族だけではなく、どんな人でも困っていたら自身の器を超えてまで助けようとするような方です。

この方は、全員を助けようとするエゴに気が付かねば魂が成長しないのです。

そして、ひとに助けてもらうという経験が必要なのです。

一見、徳積みとも見える人助けも

「助けなくていい人まで、助けようしない」

という学びの前では、いちど見直さねばならないことなのです。




その内容はみなさんそれぞれですし、大きいものから、小さいものまでこざいます。
一つをクリアしたら、次が見えてくるので、魂の成長に合わせて目的は変わります。


中には魂の目的を知らない方が良い場合もあるのですね。


たとえば、長年の精神的な症状をお抱えになっておられる方がいます。

いつも看病されるご家族に負担がかかっていて、ご家族も疲れ果てながらも、面倒を見ている。という形なのです。
ご本人様の口からは
「早く元気になりたい。先生、なんとかなりませんか?」
とおっしゃるのですが・・・

霊視をしていくと、この方は過去生において、看護の仕事についており、ひとの面倒を、みてばかりの一生でした。

そのため、「わたしも、誰かに面倒をみてもらいたいな」と魂が望んだのです。

魂が満足するまで、ご病気が治ってしまったら困りますので、長年、どうしても治らないのです。

そして、上手くできているもので、今世では、何があっても面倒を見続けられる経済力のあるご家族のもとに生まれていらっしゃいます。
ご結婚された方も、病気の方を見捨てないタイプをお選びになっています。 


そこでわたくしが、「面倒見られるために生まれてきてるからいいんですよ」と言ってしまうと、「治したい」「治ってもらいたい」という表上が崩れてしまいますね。

なので、わたくしはそれを言えないのです。


あとは、前世でがんばって修行したから、今世は遊ぶだけにします。というお休みの方や

目的を持ちたくない、なんとなく生きたい。という魂の方もおられるので、人というのは本当に様々なのです。



伏見稲荷大社のネコさんです♡