先週の大雨に引き続き、また雨が降りました。


今年はついに4回目です。


ただただ嬉しいです!


2010年5月に毎週雨が降った年、裏庭のちいさな場所でじゃがいもを60kgも収穫できたことがあります。


それ以来、こんな頻繁な雨は無かったですね。


毎年3月くらいにチリの気象予報士が「今年は大雨」とか「今年は温かい」などと長期予報をいうけど見事に当たったためしがないですね。






私は気象予報士や、地震学者や、はたまた社会学者を信じません。


当たると思っていないから。


科学を突き詰めれば長期の気候変動や地震を予測できるとすら思っていない。


人間行動や社会現象を分析すれば未来の社会が予測できる、現代の予言者のような社会学者も実は信用していない。


預言者は、何でも自分の都合のいい現象だけ切り取って預言し、人を怖れさせ不安にさせることで信用パワーを獲得するという、言ってみれば詐欺みたいなもんだと思っています。


未来を予測することを「予言」といいますが、神から預かった言葉を伝えるという意味では「預言」を使います。ーー毎日ことばplus より引用



簡単にそういう戯言にひっかからないようにするには極度な不安を持たないことでしょうかね。


不安はつけこまれるのです。


不安を持っていると、商売のいいお客様になってしまいます。


健康、体型、美容、服装、人間関係、教育、メンタル


どこでも不安を煽り、こうすれば大丈夫という処方箋をちらつかせて親切に近づいてくるのがマーケティングというお商売。


ええから、ほっといてくれ。










昨年オーディオブックを聞いて、とても面白かった分野に行動経済学があります。


「予想どおりに不合理」

ダン・アリエリー著

 

 




そこでは私達人間が予想に反して不合理な意思決定をして行動する様子が書かれていて本当に面白かったです。



人間というのは色んな動機やしょうもない見栄や損得勘定や、小さな目の前の快楽をとって後から後悔したり、取り返しがつかなくなることもありますよね。




昨日は用事があり、久しぶりに街へ銀行や買い物に行きました。帰宅は4時。


夕方急いでオーツ麦の播種を終えました。雨降り前にヤギ小屋を履き、糞を袋に集め、別の場所に撒く。

寒さに備え薪ストーブの薪の準備、あれこれ終えて暗くなりました。








疲労感で甘い物が欲し過ぎて、みかんジャムをガツガツとスプーンで掬っては食べすぎ、昨夜から胃が痛みました。


今朝は起きる気がせずに、明け方降った雨に喜びつつも朝の9時半までベッドでだらけて、こんなダラダラブログを書いています。


ダイエットをしている娘が気の毒でお菓子を買ったり作ったりしないようにしているので、甘い物が発作的に欲しくなるとジャムなどガツガツ口の中にかきこんで胃の弱い私は毎回後悔しているわけなのに、この癖が止まないという…。


馬鹿だなあ!






でもこれが人間の日常で、馬鹿らしくて、予測不可能で、ちっぽけすぎる悩みに右往左往してる自分もそう嫌いでは無い。


何もかもコントロールでき未来が予測できる、未来は意志で変えられるなどと尊大な妄想を描くよりは、私は日々おこる予測不可能にバタバタして毎度落ち込んだり立ち直ったりしながらまあいいや、と思うタイプです。


私の本質は不安に怯える弱い人間だから、そこに陥らないようにキチッと真面目にも生きず、常にバタバタの泥縄式も、ある意味、処世術でもあるわけです。




親切顔で近づいてくる予言者も、


不安を煽り神のお告げをする預言者も


私は断固お断りなのです。