昨日のブログで「人間耕運機」と化した私、と書きました。

相変わらず今日も鍬を握りしめて土を起こしていました。


ザクザク土を起こせるくらい、土が湿っているのは、たまらなく楽しいですね〜!





そこで思い出したのが、昔のこと。

県職員で働いていたときのとなりの部署の先輩から言われた言葉

「hisaikeさんは

荒おこし専門のブルドーザーやなあ〜」



(画像はネットから拝借)


これ、この表現!

ドンピシャに私の性格を言い当てて、大ウケ笑い泣き

いや、よく私のこと見てる〜!


これには続きがあって、

荒おこしは出来るが、アンタは整地はできん!

整地はアンタの先輩のIさんやなぁ、いいコンビや」





昔から好きな事はガンガン頭から突っ込んでいくのに、嫌いなこと(事務仕事とか)が全く駄目で、口だけ勢いのいい仕事の出来ない若手職員でした。滝汗

「おぉ、今年の新採さんは、えらいイキの良い人がはいってきたやんけ」とからかってくれた優しい次長さんもいらっしゃいました。

思い返せば、迷惑ばっかりかけた割には、上司、先輩、同僚のみなさんはこういう凸凹のある公務員らしからぬ私に優しかったですし、中には気に入ってくださる方もいらっしゃって有り難かったですね。



忘れられない上司や先輩方いっぱいいます。



海外協力隊に応募し、そして結果的にはチリ人の連れ合いとの人生を選び、退職し日本も離れてしまいましたが、生活改良普及員という仕事は天職だと思っていたし、本当に働いていて楽しくて幸せでした。

今は農業者として農業に向き合っていると、少しひねくれて、ちょっと皮肉屋になったところもあります。

公務員の頃のほうが、農業も農家も大切に思う気持ちはもっと純粋でした。



時々、「その立場になってみないと分からないのに偉そうなことをいうな」という人がいますが、当事者では近視眼的すぎで分からないことが、違う立場から見える事もあると思います。


違う意見こそ聞いてみると学びもあります。


客観的な見方が主観的な見方に勝ることもあるし、時間がたったら分かることも大いにあります。




昔の、勢いだけだった自分を思い出すと赤面ものなんですが、あれはあれで若者らしくて、まあ良かったんではないか?と自己肯定しています。

お世話になった上司や先輩方が私の今の暮らしぶりを見たらどう言われるかな?

「まあ、アンタらしいな〜ニヒヒ」とニヤニヤされそうですが…。

結局あまり成長してないんですが、今後も伸びしろだけはまだタップリあると言えますね。ウインク






「5月病」が言われる季節です。

学校に行きたくない、職場に行きたくないという人もいるかもしれません。


でも周りはそんなに悪意に満ちていないし、自分が心開けば案外と上司や先輩方から学ぶことも多いかもしれないですよ、と言いたいです。


最初から決めつけてかからないことですかね?。



私の場合は仕事は思い返せば楽しい思い出ばかりでした。


私の座右の銘のひとつに

良い事はおかげ様、悪いことは身から出たサビ」というのがあります。


偽善者ぶるわけじゃないけれど、精神衛生のためにも、こうして謙虚に感謝を忘れず生きていきたいものです。


相手や社会や時代のせいにしていれば済むなんてもう無理な世の中。


自分が変わる事が一番早道。


だけど、それが一番難しい。


だから価値があるんじゃないかな?


…なんて偉そうなこと言ってますが、一番社会不適合者は、南米の山奥に暮らして、人付き合いの殆どない、このワタシです!笑い泣き