スペイン語というのは、南米ではブラジル以外の主要9カ国が母国語にしています。

このネットから拝借した地図、黄色の場所がスペイン語を話す国々です。






もちろん南米土着のグアラニー語とか、チリではマプチェ語やアイマラ語などもありますが、その民族でしか通じない言葉しか喋れないという世代は殆どおらず、皆がスペイン語教育を受けています。




話せるのと書けるのはまた別のテーマで、私の住んでいる農村地域には字が書けないご高齢の方がいっぱいいらっしゃいます。若い世代でも、子供の学校の保護者のグループwhatsapp(チリではLINEは殆どしない)でも結構書き間違いが散見されます。


私の子供達でも書き間違い結構あって、アルファベット26文字だっけ?、スペイン語にはñとかllもあるけど、外国人の私でもこんな初歩的スペルミスしないぞー、と呆れることもあるんですが。ニヤリ


逆に日本人が漢字、ひらがな、カタカナを駆使してるのってスゴイってことに気付いていない方もいると思うので、声を大にして言いますが、もうこちらスペイン語圏からの目線では日本語習得なんて、神業ですよ〜!びっくり



私の次男はディスレクシアか読み書きも計算も苦手です。日本にいたら職業選択が徹底的に難しいと思いますけど、まあチリならなんとかなるかな。


文字を読み書きしなくても出来る仕事や役割がまだ社会には多くあると思います。


農産物の収穫作業、土方仕事、運転、ガードマン、掃除夫、ごみ収集、露天商、野菜や果物の販売、そういう多くのブルーカラーの仕事には高齢の人や移民も多く見かけます。


チリのスペイン語に20年慣れていると、「あれ?なんか発音違うな」と生活のあちこちの場面で移民らしき人に気づきますね。コロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア人などがいます。


服装の趣味や肌の色、雰囲気で大体出身が伺いしれることもあります。




最近町中で出会う移民が集中する職業はガソリンスタンドです。発音からコロンビアかベネズエラが多い印象です。





以前シェルのガソリンスタンドで可愛くてノリのいいスタイル抜群のお姉ちゃんに出会いました。チュー


「Hola! Amiga!(やあ、お友達!)爆笑」と笑顔で声掛け明るい接客。いや〜このノリの良さ、絶対にチリ人じゃないな。チリ人女性ならもっとお高くとまってるしこんなに愛想いいわけない。ニコリともしてくれないもんね。


ニコニコ楽しそうに仕事していて、あのお姉ちゃんに会うと元気がもらえるから、そのガソリンスタンドに行くのを楽しみにしていたのですが、程なく居なくなりました。


私がレストランでも経営してたら絶対に引き抜くわ、と思うほどだったから、もしかしていい仕事があったのかな〜?


またそのガソリンスタンドは無愛想なオジサンに逆戻り…。トホホ。モチベーションガタ落ち。ショボーン


チリ人は人を呼びかける時にセニョーラ(奥さん)かセニョリータ(お嬢さん)としか言わない印象ですが、コロンビアの人はマミータ(お母ちゃん)とかアミーガ(女友達)とか呼んできます。マダム(奥様)と呼ぶ人もいます。


ま、どんな呼び方でもいいけどね。チニータ(中国人女)と呼ばれるよりは。プンプンま、慣れましたけど。



チリ人は接客態度がかなり悪くてかなりイラッとさせられるので、接客態度の良い移民の人に町で会うと、「チリでの生活、頑張れ!」と応援したい気になります。


移民については色々思う事あるので、明日そのテーマ続けます。