来週は成績表や来年度の在学手続きがありますが、夏休み気分満開の我が家。

以前は一人でコツコツペンキ塗りと草刈りや枝打ちの整備をしていたカバーニャ(山小屋ロッジ)のある森に夕方みんなで出かけました。




外で食事をするためのテーブルを持っていくのを忘れたので急ごしらえのベニヤ板のテーブルで夕食を取りました。



何かイベントごとにはスイーツがあると気持ちが上がるし特別感も出るので、私はアップルパイを、長男は一口サイズのレモンメレンゲパイを作ってくれました。一気にピクニックモードに。




パン生地を直火で焼きます。
コツは熾火になってから、焦げ目も香ばしくて、燻された匂いも野趣に富んでいて美味しいんです。



マイテンという木が何本も立ち枯れています。
あらぬ方向に倒れないように、なんとか倒さないといけないね、と連れ合いのグスタボと話していたのですが…。


私が小屋の中でお皿洗いをしていた間に、なんと長男と長女がロープをかけて立ち枯れていた木を引き倒してしまいました!滝汗



長男は年中ゴム草履で過ごしてます。学校や街へ行く以外はいっつもゴム草履!
山仕事には登山靴や長ズボンで挑もうっていう緊張感ないのかね〜チーン

いつも私が冗談で
「可哀相な原住民の少年よ〜、靴を履くという文化を知らないのね〜! ああ、どうかこの哀れな少年に靴を履く西洋文化のご享受を!」と嫌味を言ってやるんですけどね。
「ヤダな、ママ、ゴム草履で十分だってば〜」
といつもこんな調子です。チーン


自分の倒した木に座り込み誇らしげな長男。
いつのまにこんなに大きくなっちゃったんでしょうか! 
(長女、変顔が彼女なりのブームで猿の真似してます…。)



写真では逆光でよく見えませんが、木の根っこが1メートルくらいに見えます。


最後はみんなで記念撮影!

このカバーニャはプレハブ建築で建設したのは2012年でした。もう10年経ったんですね。子供達が小さい時は、周りで遊ばせながらグスタボと私が森の整備をしたり、内装工事をコツコツしたものでした。

子供をおんぶ紐で背中にくくって枝をのこぎりできり払ったりしていたのに、今では子供達は立ち枯れの木を引き倒すほどの力持ちになって…。

本当に月日が経つのは早い。

子供達を何時までも頼りない存在と見ていた自分達親が、子育てについての考え方をアップデートしていく必要を感じる今日この頃です。

でもそのアップデートは嬉しく、誇らしい驚きに満ちています。