こんにちは!ひさほです
今日は時々やって来るアートコラムです
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コラムVol.3 【天才と何とかは紙一重】
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私が学生の時、もちろん周りは皆どこかしら天才な芸術肌でした
天才が多く集う大学…。
もちろん美大でしたが、イギリスの美大は日本の美大と違い、作品だけでなく、論文の提出が求められます
卒論も書きましたよ
イギリスの大学の論文の提出方法で面白いのが、ディスレクシア枠があることです。
日本の大学にもあるのかわかりませんが、ディスレクシア枠は読み書きの苦手な学生用に設けられた提出期限です。
大体普通の学生よりも1ヶ月遅く提出できます。
失読症といって、スペルがわからなくなったり、文章の組み立てが出来ない学生がこの遅い期限を利用することが出来ました。
友人によると、美大は特に失読症の学生が多いとのことです。
芸術のセンスに秀でてると、他の能力が多少劣っていても何ら不思議ではないのです。
現にこの子天才だなと思うクラスメイトが、ディスレクシアということは割とありました。
私もね、ディスレクシアではありませんが、英語がすこぶる苦手だったので、何度も専門の先生に見てもらって、論文を書いていましたよ
なので、芸術家でなくても誰だって、素晴らしい部分があれば、少し劣った部分があって当然なのです。
劣った部分を理解して、サポートしあって、学んでいくって素敵ですよね
っていうイギリスの美大事情でしたー