TaiwanPlus無料配信 電影 囍宴(ウェディング・バンケット)/ 1993年 | 做自己 Be Myself

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こんばんは~流れ星流れ星

 

PTSWORLDTWIAN にばかり、注目していましたが、同様のコンセプトで国際的に台湾に対しての正しい理解を促すためのもう1つのサイト TaiwanPlus もすごいことになっていましたラブラブラブ

 

なんと、あの ブロークバック・マウンテン や ライフ・オブ・パイ など 世界的に著名な 李安監督 の3作品が今年末まで 無料 で配信されています!!!!!!

今回公開されているのは、台湾で制作された 推手 ・ 囍宴(ウェディング・バンケット) ・ 飲食男女(恋人たちの食卓) 併せて「父親三部曲」 の3作品。

 

恥ずかしながら、どの作品も見たことがなかったので、さっそく 囍宴(ウェディング・バンケット) を見ました。

主演は、今も 孤独のグルメ中国版 や その他中国ドラマでも 活躍中の ウィンストン・チャオ さんです。(これまた見てませんがアセアセ

わたしが知っていたのは、 ウィンストン・チャオ さんの母親役の 歸亞蕾 さん、 柏霖くん (ルハンくんと言うべきか…)の「二十歳よ、もう一度」に出演されていました。

 

見た後の感想を一言で言うと、今の台湾の 彩虹🌈作品 は全部、この作品の壮大なる オマージュ ではなかろうか!?!?と…

 

すでに30年近く前の作品で、時代を感じるところはあるものの、少しも色あせず、根幹に流れるものは、今の台湾の 彩虹🌈作品 に多大なる影響を与えていることに間違いはない気がします。

また、30年近く前に、このような作品を作られたこと時代がやっぱりすごい監督なのだと思いました。

 

丸レッド囍宴 ウィキ(中文)

丸レッドウェディング・バンケット ウィキ(日本語)

 

丸レッド《囍宴》The Wedding Banquet |藍光發行 Blu-ray|全新數位修復預告 Trailer|中影,中影數位電影頻道,經典影片,數位修復

 

 

丸レッドTaiwan + サイト  / The Wedding Banquet  / Ang Lee

 

 
注意感想ですが、あらすじ、ネタバレも入ります。イヤな人は読まないでくださいお願い注意

 

アメリカに移住し同性パートナー サイモン と暮らす 高偉同 は、結婚して子どもを…としつこく迫る 両親 をどうにかしたいと、 サイモン と一計を案じ、グリーンカードを条件に中国上海出身で在留資格のない画家 威威 を結婚相手に仕立て上げる。

台湾から 結婚 をけしかけにやってきたはずの 両親 は 威威 をすっかり気に入り、計画は大成功に思えたが…

 

ここまで読むと、28年後の 今 となっては、 よくある話 のように思えてしまうのですが…

28年前だと、きっと 題材自体 が 斬新 だったはず!!!!

それが 普通 よくある話 になるまでになったのは、この映画があってこそではないかな~と思いました。

 

ただ、確かに 題材 としては よくある話 になりつつありますが、 この時代ならでは の描き方は1990年代でないと出せなかっただろうな~と思いました。

 偉同 の父は 国共戦線 で戦い台湾に逃れて来ており、 親への子どもの忠孝 結婚 家族 子どもをもつこと …などなどに関して、中国大陸の慣習そのままに非常に厳格である設定。

これは、今の台湾の現代劇では時代的に無理で、この時代ならではの設定だと思いました。

 

そのため、 中国大陸 での 慣習 について、 食事 や 壁に掛けられた 書 から、夫婦そろっての 親への挨拶 や 偉同媽媽 が、 威威 に 代々伝わる 宝石(玉) を手渡したり、結婚に関する風習まで、とても興味深かったです。

さらに、結婚式での 紅 紅 紅 …が、華やかで素晴らしかった!!!!

また、この華やかな結婚式については、 たまたま 入った 中華レストラン の経営者が 内戦時代の 偉同 の父の部下で、恩返しにと結婚式を開いてくれたり…

確かに 喜劇 と言えば、軽快な音楽の乗せてのそういう場面も多かったのですが、わたしには 今 見たからかどうかはわかりませんが、 笑える 面白さ より、 ああ、そうか ああ、そうくるか …という 展開の妙 からくる面白さの方がはるかに勝っていました。

 

最後、結婚式で酔っぱらった末からの 一夜情 での妊娠から…

 子ども を守ろうと一生懸命 息子 が 同性愛者 であることを 父親 にだけは隠し通そうとする 偉同媽媽 と…

 子ども を守るためには 自分が騙されたふりのままのほうがいいのだとし、 そっと サイモン に祝儀袋を渡し、 英語 で内緒だよと言う 父親 と…

結局は 子どもの幸せ が 親 の一番の願いなのだと…

戦争を生き抜き、安住の地を求めて来た人生だったからこその思いが感じられて…

 母親 も 父親 もそれぞれに 安心 して、 台湾 に向かい…

さらに、アメリカでは サイモン と 偉同 に加えて 威威 と お腹の子 という新しい家庭が生まれ…

 親 が 子 を思う気持ちは揺るがずに伝えられるのかな…

今、27歳であろう 子ども が幸せなら、それでいいよな…そう思えました。

 

この映画が根底にあることがわかり、これからの台湾の彩虹🌈作品も楽しみですブルーハーツブルーハーツ

 

TaiwanPlusには他にも映画作品がありましたので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね照れ照れ