●戸籍ってなんだ?‥と問われれば、日本国民についての身分関係を公証するもの・・となる。

何処で生まれたか、両親や兄弟は誰か、結婚や離婚の有無、いつ死亡したかなどを証明するためのものですね。

●親などの相続が起きれば、故人の出生から死亡までの全ての戸籍が必要で、何か所も戸籍が有ればそのすべての取り付けが必要なんだね。その為、その人の人生で起きたイベントを、おおよそ物語ってるし想像もできるというものだ。最近亡くなった人では、戦争の時代に生きた人もいて、遠方の疎開先に戸籍が有ることもある。時代背景さえ想像できるのだ。そしてこれは銀行預金などの解約に応じてもらうために必要なんだね。

●除籍とは戸籍に記載されてる人が、死亡や婚姻、離婚、養子縁組、分籍、転籍などにより除かれることを言うんだね。全員が抜けてしまった戸籍はぬけがらとなり、除籍簿として役所に綴じられる。戸籍から抜けた人には、×印が記せられて、そのすべてにバツが付くと除籍簿になるわけだ。

●離婚した場合、×Ⅰとか×Ⅱとかいうのは、ここから来てるんだね(笑)  

一般的に、親は子にそのすべてを話すこともなくて、死後に戸籍を集めてみて、びっくり仰天‥ということもあるようだ。