●心筋梗塞は、血管に老廃物などが溜まって心臓を動かす筋肉が壊死したりする病気で、命の危険度は高いのが普通の感覚だよね?

●医学の進歩は素晴らしく、京都大学・山中教授のノーベル賞受賞の成果だった人のiPS細胞の研究が進み、
この分野にも恩恵が及びそうだ。

●京都大・阪大の共同研究で、iPS細胞から作った心筋細胞を培養して、シート状にして心臓に移植すると
豚を使った実験では、心臓が送り出す血液量がふえて機能が回復したというもの。
今後2年をかけて、動物実験で安全性や治療効果を調べる予定だとか。

●なんでも繊維状の材料・ 乳酸の高分子から作った繊維状のナノファイバーの上で、この心筋細胞を培養すると細胞の向きがそろって、効率の良い心筋シートができるのだという。
従来はこれがうまくできなかったんだね。ナノファイバーは2~3か月で分解吸収され人体には無害なのだとか。

結果、心臓の収縮力が高くなり、送れる血液量が増大するという理由だ。
2018年度にも阪大では、この心筋細胞シートを使って、重症心不全患者に移植する臨床研究を始めるそうだ。

●まるであたかも心臓の部品交換のような世界で、創造主=神にさえ近づいてるてるようだね?

ともあれ、日本発の医療技術が、人類の生存に役立つというのは日本人として誇らしい限りだ。