●たかが歯の病気だろう?って認識は改めたほうがよさそうだ。歯周病菌っていうのがあって、この菌は思いのほか、たくましい生命体のようだ。
●主な生息フィールドは歯と歯茎の間だが、実はこれが血流に乗り体内を循環して、心疾患や糖尿病の発症に関係してるってんだから深刻だ。体の血管のどこかに潜んでいる・・・というらしく 世界中の研究者が探しているというぐらい、今が旬な菌・生命体らしい。

●歯周病菌は体内を巡り、血管を詰まらせることが最近の研究でわかってきた。・・がそれが菌の死骸によるものか菌そのものの効力によるものか、今だ解明されて無いらしい。

●日本人の7割が、歯周病の何らかの症状を持つらしいから深刻だ。高校生の半数が、歯茎に腫れがあるそうで、考えるより進んでるのかもしれない国民病だね。

●プラークというのだが、歯と歯茎の間に溜まる白い物質、これが歯周病菌のゆりかごだ。つまりこれを取り除くことが最優先で、食後の歯磨きが必須の防御策だ。
筆者も、以前は バカにしていたが、最近は歯の治療に時間がとられることが多くなり、特に寝る前の歯磨きは欠かせなくなっている。
●人体は侵入者に対抗して、様々な対抗物質を出すが、どうもその物質自身が歯茎も破壊するらしく、さらに菌は広がった歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に逃げ込んでしまう。するとさらに分泌された化合物が、歯を支える骨まで溶かし始めて、症状が進むらしい。

  どうやら 菌そのものの攻撃によると言うより 体の防御反応が歯周病を悪化させているらしい。

●この歯周病菌による化合物は、狭心症や心筋梗塞のリスクを約2倍、ガンでも2倍、妊婦の早産リスクあるいは低体重出産リスクも5倍になるそうだから、もはや歯の病気という考えは捨て去っったほうが良い。特に女性は毎晩の歯磨きを徹底したほうが良さそうだ。


●ところでこのプラーク 漫然と歯を磨いてもダメで、しっかり掻き落とさなければ効果が無い。歯周病予防はこの歯磨きに尽きるわけだが、7割くらいの人はどうも深刻に考えていないらしく、歯科医はその辺を心配してるようだ。