●日本の医療技術も大したもんだなと思えるような記事の紹介だ。日経新聞からだが、一つはアルツハイマーの原因は、タンパク質アミロイド・ベータが神経細胞に蓄積されることから起こるとされる。
● 慶応大学とエーザイの研究では、京大・山中教授が世界で初めて作成したIPS細胞を使って、患者の皮膚からこの神経細胞を再生して、アミロイドベータが蓄積される様子を再現した。またこれに治療薬を降り掛けて、アミロイドベータが減る様子も観察した。
●この意味するところは、再生技術を通じて、従来の進行を遅らせる対症療法しかなかったものが、アルツハイマーの根本的解決・治療ができるようになるということだろう。介護保険などにも影響を与える成果と思う。
●もう一つは ガンなどの病気に関係するタンパク質の検出感度を1000倍に高める分析システムを、ノーベル賞を受賞した島津製作所フェロー田中さんが開発したとのこと。
世界で初めて発見した今回成果は、乳ガンに関するタンパク質HER2に結合する化合物が、患者により異なるという発見だ。
このシステムでは、人により結合する化合物が違うという、ガンに関係するタンパク質を見分けることができるようになったということ。そのため、抗がん剤などで副作用などを大幅に減らせるようになりそう。効き目がない薬まで投与していた無駄も無くなり、医療費も抑制できるという。