●デイサービス(日帰り介護サービス)は、要介護者を抱える世帯にとってひと時、安堵の時間が得られるサービスだろう?

しかし いろんな事情で日帰りが日帰りでなくなり、宿泊施設化しているケースが多いようだ。その理由は、自宅に戻れない事情があるからだ。


●本来は日帰りで、要介護の高齢者を預かり、通所介護と言われていたが、最近はそのまま泊り込むケースが目立つようになった様なのだ。中には長期の宿泊が普通になりデイサービスとは違う世界が広がってる。


●動機は色々だ。特養に入所できるまでの仮の居場所としているケースや、介護者だった夫が入院してしまった・同居の息子夫婦が共稼ぎで、在宅介護が困難な場合などだ。


そうすると 環境の変化を嫌う高齢者は、なじみのあるところで過ごしたい・・と思うのは自然だろう。

朝施設にきて、食事や入浴をして娯楽を楽しみ、夜には施設は茶の間に変わって、夕食を食べたらテレビを見てそのまま宿泊する。人間としては自然な欲求だよね。


●しかし問題なのは、高齢者の安全などに法律がカバーし切れて無いこと。宿泊は介護保険のサービス外で規制が無い。夜勤スタッフの数や宿泊人数などは運営者任せになっており、防火設備が無いなど問題も多い。いわば運営者の善意や打算によっているところが大きい。


●東京都の調査だと1ヶ月以上の長期宿泊者がいる施設が49%もあるという。

28%は火災報知器が無いなど、問題があるというう結果だった。

火災で入居者が死亡した事件もあっただけに、東京都は基準案を作り規制をかける。

福井県や東京都では、宿泊もできるプランを作って、実験してるようだ。


●在宅介護は限界で、特養にはすぐには入れない。デイサービス施設が宿泊を受け入れることで、高齢者の居場所がある・・・・ことを考えれば、行政や法律がニーズに答えて無いという見方もできるのではないか?


●法律を整えて、新たな介護施設の範疇を考えることは必要だろう。