真っ直ぐ帰宅し、風呂に入り、晩飯を食い、四時間ぐらい延々と読んでいる。
昨夜は満州から170万人の同胞を帰国に導いた三人を描いたnonfictionを読み終えた。
historicalな文献を読んでると、書き手によって、GHQ、中国、ソ連に対する見方が立ち位置によって全く違うtouchで書かれており、真偽の判断軸がないpostwar generationsには読後感の整理が難しい。
満州からの帰還においては、蒋介石率いる国民党やGHQが大きな力となって、残虐なソ連の目を掻い潜って成し得た事実が描かれ、満州を支配していた関東軍は敗戦と同時に同胞を見捨て消えていなくなったらしい。
昨年末に亡くなられた宮尾登美子も満州から引き揚げてきた同胞の一人やったらしい。親父の一つ上の年齢やった。
京城から引き揚げてきた親父にこの本を読ますか、悩ましいところではある。
親父は京城から山口県萩に引き揚げてきた時の詳細を語りたがらない。
結果寝坊し、6時過ぎに起きる羽目に…