こんにちは
美容師さんのハサミの
販売やメンテナンスを行っている
HISADA SCISSORSの
久田(ひっさん)です。
昨日のゴルフコンペは
優勝という
奇跡が起きた
ちょうど欲しかった4Kテレビが
景品という
最高の一日で締めくくれました
さあ今日はお仕事なので
しっかりとしたハサミに関する
ブログから書いていきますね
昨日ブログを見て
研ぎに関してのお問い合わせが
有りました。
内容はこう
とある大手メーカーさん公認の
研ぎ屋さんが有るんだけど
そこにセニングを研ぎに出したら
髪が引っかかったり
ぱさぱさしたりと
研ぎに出したけど
不満が有ったみたい
その研ぎ屋さんに連絡すると
10日以内で有れば
もう一度やり直すということ
でもなんだか信用出来ないようで
僕のところに連絡が来た
ハサミの状態を見てみないと
何とも言えないんだけど
刃が鋭すぎるのが
原因の一つだと思う
見てる人は
刃が鋭い方がいいような気が
すると思うんだけど
一概に刃が鋭ければ良い
というものでも無いのが
ハサミの研ぎの
奥深さなんです
包丁は一枚の刃で切るので
鋭い方がいいと思うけど
ハサミは二枚の刃が
擦れ合って初めて切れる刃物
この違いは
ものすごく違う
ハサミはどちらかというと
精密機器みたいなものだから
小さな誤差でも大きく狂う
以前もblogで書いたけど
僕は新品のハサミを一週間使った後の
柔らかさを出すのが得意
もちろん刃を鋭くつけることも
可能だけど
あえてそういうように研いで
お客さんに出してることが多い
セニングなんかは刃が鋭すぎると
引っかかったり
キューティクルが剥がれたりと
良いことは
あんまりないような気がする
この刃付けは
センスと長年の経験からしか
得られないものだと思う
僕はお客さんのサロンにお伺いして
待っている間
スタイリストさんのカットを見てることが多い
その時に
カットの方法や
ハサミの使い方を見て
ハサミの使い方に関する
情報を蓄積する
使い方は十人十色だから
間違いや正解は無いけど
この人のカットだと
鋭く刃を付けた方がいいかな?
なんてイメージするよ
もちろんカットを見てない人でも
このハサミはウエット中心に使用してます
なんてこと教えてくれたら
イメージして刃付けします
工場でハサミを研いでる人は
使ってる人の事をイメージして
ハサミを研いでんのかな
そんなことを
思ってしまった
お問い合わせでしたね
ハサミは一度研いでしまうと
元に戻らないことが有るので
研ぎに出す際は要注意
信用のあるハサミ屋さんに
お願いしましょうね
じゃあまた明日☆
サンプル貸し出し大歓迎☆
HISADA SCISSORS
担当 久田 勉 (ひっさん)
090-2255-9369
TEL03-6904-1532
FAX03-6904-1536