昨日初めてのブログをスタートさせましたが

写真が写っていないとの指摘が有りましたので、

写真を再度アップします。

これが1日で研ぐ13丁のハサミです。

 

 

 

では、昨日の続き

 

 

 

ほとんどのハサミのメンテナンス可能

という中でこういったはさみはメンテナンス

出来ませんよというのを紹介いたします。

 

 

 

これが問題のハサミ(セニング)(梳きばさみ)

メーカーはAir KOHZOH 

 

 

 

型の形状などからいって
刈り上げや毛量の多い方が対象の

メガネタイプのセニング

 

 

 

 

昔 結構このセニング流行りましたよね口笛

 

 

 

そういえばAir KOHZOH といえば思い出すのが

セラミックス(陶磁器)を片方の刃に使用した

白いハサミ(シザー)ハサミ

 

 

 

 

その当時 (10年以上前) ですが

一部の美容師の間で流行したみたいで

セラミックスを使用した白いシザーを何店舗かで見ました。

 

 

 

 

価格も高く15万円~20万円滝汗

当時持っている方と話をすると

セラミックスだから研がなくても良いという事らしい

だからこの価格

 

 

 

 

 

確かに理論は分かるにやり

 

 

 

 

ハサミが切れなくなる理由の一つとして

「切れ病み」というのがあるんです。

ほとんどのハサミは鉄(ステンレス)で作られている

 

 

 

 

長く使用(開閉)していると

鉄と鉄との擦れ合いで目では見ずらい

鉄の粉が刃の表面に付着するんです

それが原因で切れなくなるのが「切れ病み」

 

 

 

 

セラミックのハサミの理論からいうと

片方の刃はステンレス

片方の刃はセラミックス(陶磁器)

鉄の粉はでません!!

だから長く使える分だけ高いですってことだと思うんです。

 

 

 

 

 

それは凄いハサミだポーン

もう全部そのはさみでいいじゃないか!

とはいかないのがハサミ業界

 

 

 

 

刃物はメンテナンスが必須!

 

 

 

 

ハサミを毎日研ぎましょうという事ではありませんが

一生研がなくてもいい刃物なんて

世の中に存在しませんきっぱり

 

 

 

 

実際、「久田さんこのハサミ研げますか?

切れ味があんまり良く無くて、どうにかしてほしい」

なんてこと何度も有りました。

 

 

 

 

もちろん丁重にお断りしました。

 

 

 

 

 

研ぎに出すだけでも1丁1万円くらいかかるらしい

おまけにセラミックは陶器なので

落とすと折れたりしたらしいえーん

 

 

 

そりゃ、周りの人は買いずらいですよね。

 

 

 

事実、セラミックのハサミ今では

販売も終了しているらしい、、、

 

 

 

 

はあ、また話が大幅にそれた、、、

明日は必ず写真のこのセニングの問題点を

アップします。