『特集 2050年の日本を考えるを読んで』
水谷 奈恵
今回の特集の中で最後の方に出てくる「乙巳」という言葉がわからなかったため調べることにしました。
「乙巳」とは、十干十二支の組み合わせの一つです。十干十二支は、古代中国から伝わった干支であり、年、月、日、時間を表すために使われているとのこと。十二支は知っていましたが十干になじみがなく知りませんでした。十干は、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の10種類だそうです。
「乙」は影の木のパワーを示す十干の一種で、植物の成長・拡大の意味、柔軟性や協調性を司っており、「巳」は縁起がよく豊穣や金運を司っています。「乙巳」は、頑張りが達成しやすく、努力が実りやすい年だということで特集を読んで「折しも干支は乙巳」という言葉に納得しました。
知り合いに「丙午生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮める・夫を食い殺す」という迷信があったから12月生まれだったのを年をまたいだ1月の誕生日に変更したという話を聞いたことがあります。「丙」という言葉に話を聞いた当時もなじみがなかったのですが今回調べた十干十二支にそれぞれ意味があるのが占いみたいで面白いなと思いました。