久田会計事務所のブログ

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名古屋市中区大須にある会計事務所です
月刊誌『致知』の読書会を毎月1回開催しています
『致知』を読んだ感想を職員全員のリレーで綴ります


テーマ:

       『気韻生動を読んで』                     武藤 英治                         

 

 日本画家中川一正氏が、気韻を評して「気とは人間としてのえらさである。

 韻とは芸術家としての才能である。」と解したが、芸術作品から溢れ出る個性的な

 エネルギ―を言い表していると思う。この点人が対象となると、各人が持っている

 独特のエネルギーというか活力のことだとある。これは、意識すると大変よくわかる。

 特に初対面の方とお会いする際、面と向かって話をしていく中で相手の気韻を

 誰であっても必ず測定していると思う。無意識であるが、自分の中にいくつかの

 チェック項目があって相手がどんな人間かを観察し、チェックし評価する。そして

 二度三度接すると日常的なお付き合いをしていくうえで必要なチェックリストが

 完成し、相手との距離感をどのように取ったらよいかという間合を決めることになる。

 通常、逆境や有事以外はこの表面的な評価までで足りるのでここから先の

 深層部分については表に出さないし、対面相手も探ったりしないので話題になったり

 することはない。ただ、この気韻が生動している方々は深層部分からこの気韻が

 溢れ出てきて体から独特の快い活力、エネルギーを出しているので表面的な

 対人チェックリストを飛び越えた深層部分での項目にチェックを相手に加えることに

 なるのだろう。そうなるとその人の話を聞きたいとか話をしたいとか一緒に仕事をしたい

 という気持ちになっていくのであろう。

    さて、この気韻を生動させ清新溌剌なものとするにはどんな努力が必要なのかを

    安岡正篤氏は説く、「・・精神を集中して全身全霊なにものかに打ち込まなければ、

    精神も磨かれないし、本当の力も発揮できない」と。これは元外交官の馬渕睦夫氏に

   言わせれば、それぞれ自分の携わっている仕事に励みその本質は何かということを

   見極めることによって 世の中の出来事が理解できるという話に通じるものがあり

   大変よく理解できた。おそらく真理であろう。 

 

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