リバース | 心きらめくSpecial Days

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日々の想いを綴っています

「リバース」

           湊 かなえ著



平凡なサラリーマン、深瀬和久の恋人に


ある日 深瀬は人殺しだと言う告発書が送られてくる。


深瀬は大学時代の友人たちとの旅行で起きた


事故が頭をよぎった。


ゼミ仲間の誘いで別荘に泊まることになった4人。


遅れて来た友人を 親友である広沢が駅まで


迎えに行くことに・・・・


そこで起きた事故に罪悪感を持ってきた深瀬と仲間たち。


告発書は 仲間たちにも送られ・・・


深瀬は 誰が告発書を送ったか


広沢の昔の仲間をたずね


色々話を聴くことになる。



そして 最後 思いもしなかったことが・・・・









こういう出来事って ほんとに後味悪いですね


深瀬は リア充で大手に就職も決まってる


スポーツもできるような友人たちとは


自分は違う と思ってる人なんです。


もう一人 自分を日陰の人間のように思ってる人物が


出てきて 深瀬は同じ色、匂いを感じるのです。


すごく自分を卑屈に思ってる・・・


広沢君が優しいから 自分のような人間と


友達でいてくれた と思ってる。


そういう目で自分を見てる深瀬に


ちょっと やりきれない思いを感じました。


でも 最後の方は少し変わってきますけど・・・



最後は これが原因か?


で終わるのですが


本当のところは わからないですよね。