昔から、メモをするときに鉛筆が苦手だった。
逆にシャーペンはかなり使いやすい。
最初は単純に好みの問題だと思っていた。
でも最近、「これは思考効率に関係しているのでは?」と思うようになった。
鉛筆って、書く時に独特の“重さ”がある。
紙に押し込む感じ。
芯の摩擦。
ずっしりした重心。
書くたびに、手に反動が返ってくる感覚がある。
特に、まだ言語化できていない状態だと、その反動が地味にストレスになる。
頭の中で整理できていないことを言葉にするときって、脳はかなり負荷が高い。
そこにさらに、
「しっかり押して書く」
という動作負荷が乗る。
これが思った以上に疲れる。
一方、シャーペンは軽い。
少ない筆圧で書けるし、滑る。
思考がそのまま文字になる感覚がある。
つまり、
- 鉛筆 → “書いている感覚”が強い
- シャーペン → “考えている感覚”を邪魔しにくい
という違いがある。
これは勉強でも仕事でも同じだと思う。
人は能力不足よりも、“摩擦”で止まる。
だから、道具選びは地味に重要。
メモが続かない人も、
もしかしたら根性ではなく、筆記具との相性問題かもしれない。
思考を前に進めたいなら、
「脳に優しい道具」を使うのは、かなり合理的だと思う。



