ねこうさです。



昔を思い出しながらぼちぼち更新しています。




ギフテッドと呼ばれる子供達は高IQ。

娘の場合は全IQが131。

数値が高いお子さんはもっといます。しかし、保健所のセンターが転校を進めたり、在籍先の小学校まで出向いてくださった事には訳があります。


実は、全IQから能力を細分化させたテスト項目の結果が今後の支援の鍵となり大切な所なのです。


娘の場合、知的好奇心の項目が17/19点、頭の回転の速さ16/19点、など学習に必要な能力は高いのです。

しかし、ストレス耐性や社会的スキルなど生活して行く為に必要な能力が10/19点などアンバランスなことが分かりました。


心の安定と持っている能力を引き出すに必要な事は、生活環境を整える事が最優先だという事でした。



ストレスに強ければ、担任が男子の口にガムテープを貼ったり、机を蹴飛ばして大きな音を出しても「私が叱られている訳では無い」と他人事で居られるのでしょうが、そのような場面に遭遇してしまうと辛くなるタイプでした。



「成績だけの事を言えば、不登校でも落ちこぼれにはならないので別に無理して登校しなくても大丈夫なレベルですけどね。」ですが、

然るべき時期に、然るべき環境で学校生活を送らせたいと思うのは大人として親として当然な思いです。



ならば、転校と引っ越し!と、答えが速攻で出た訳です。




さぁ、新生活が始まります



小学3年生の2学期にパンダ小学校へ転校が完了。新しいお家も追って完成し落ち着いた生活が始まります。



公立でありながら、全学年1クラスのみの少人数の学校です。有難い事に同じ幼稚園のOBさんがとても多く、転校の噂を聞きつけたお友達が時間割や持参物を教えてくれるという温かいお迎えをして下さいましたラブラブ 

ストレスに弱い小3女子は抵抗なくクラスに迎え入れられ、私もママさん達と再会し転校の滑り出しはスムーズでした。



通勤や実家の介護など日々の生活の便利を考えて選んでいた学区を離れて、当然通勤と介護は不便になりましたが、

子供中心に目線を変えたことで朝の1時間大号泣恒例行事はいつの間にか無くなっていたり、


校長先生が全校児童の顔と名前、更に保護者の顔までを覚えていたり、


家庭と学校がお互い協力し合おうという姿勢、PTAなども進んで立候補なさる方が多く、幼児や乳児を抱えた方に負担が回って来ない事など…



通勤や介護に不便はあっても過ごしやすくなり親子共負担が減ったのです。




そして、学習を大切にする校風。休み時間に図書館で読書をしていても以前の小学校の様に「運動場へ出なさい」と注意される事がなくなりました。



環境が大きく変化した事で不登校が改善し、生き生きが蘇ってきた娘。

転校してから、3か月後くらいでしょうか…





「あ、これ行きたいから申し込んどいて」と、サラッとチラシを私に渡して来ます。日本通運が主催する春休みの短期留学ツアーのチラシでした。参加資格は小学3年生から。


娘の目標は最低年齢でツアーに参加する事なんだそうで!不登校どころか、好奇心も復活し一安心しました。



娘、初めての留学です。行き先はグアムのハマモトフルーツ。




春休み10日程度のプログラムでした。

勿論、自分が1番年下だと再確認して、ご満悦で帰国です。



参加者全員の記念写真を見ましたが、本当にちっちゃな子が1人!

同級生や年齢が近い参加者はいませんでしたが、全く気にならず1人で楽しめたそうです。



この留学をきっかけに「海外へ行けば新しい刺激がいっぱいある!」と、娘の脳は学習した様です。



ストレスに弱い癖に、学習に関わる探究心はとめどなく溢れてくる…ややこしくてなかなか理解しにくいのですが、海外好きなのは理解出来ました…




⑧へ続く。