ねこうさです。

 

 

私が小学3年生の頃でしょうか…

親戚の大学生お兄さんがヨーロッパ旅行へ。

お土産を持って私の家に立ち寄ってくれたのが

私とヨーロッパの出会いでした。

 

 

お土産は、外国のコインとお菓子。

旅行中に撮影した写真もたくさん見せて貰いました。「へぇ〜 道路が茶色いレンガなんだ!マルコみたい!」

 

これが産まれて初めて感じた、身近なヨーロッパで、単純に「大学生になれば海外旅行できるんだ。それなら大学へ行かなきゃ!」と思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、イギリスとの出会いは18歳。

 

 

高校卒業後、ムサビの短大部に進学しましたがそこで初めてイギリス語の教科書に出会います。

 

アメリカ産まれの帰国子女のクラスメイトが「なんかこの教科書…よく分からない…辞書がないと困るんだけど」なんて言っていました。

それまで英語にアメリカ語とイギリス語があるなんて知りませんでした。

 

 

教科書の内容は、フルール・ド・リス⚜百合の紋章を取り入れた建築様式の事が書かれてあった記憶です。

 

中高迄の教科書と全く違う内容に引き込まれ、教育内容の幅が深く広がる衝撃を体感しました。

 

 

英語に限らず、学ぶ内容全てがヨーロッパでした。

建築史では、モダニズム建築、ドイツのバウハウスを知り

 

 

 

 

 

 

近代デザイン史では、デザイナーの地位を確立したのはイギリスのウィリアムモリス。産業革命でオートメーション化された粗悪で無機質な商品を否定し、高い技術を持つ職人達を集めてモリス商会を起業し富裕層にデザインを広めていくアーツクラフツ運動を学びました。

 

 

 

 

 

 

今ではネットで調べればすぐに出てくる内容ですが、当時は本を読んで情報を取り入れるしかない時代、

18歳の私は、日本に居ながらに激しいカルチャーショックを受けました。

 

「そうか、私がデザインを学べるのはバウハウスやウィリアムモリスのお陰なんだ。」

 

 

世界は広く、学ぶ事は楽しいと感じ

学ぶ事が大好きになりました。

 
 

 

これは現在、通信で使用されている英語Iの教科書です。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

レベルはさておき、英語の教科書でさえヨーロッパがテーマです。

 

 

 

 

そして、私が短大を卒業し就職した頃に弟がイギリスとオーストラリアへ留学します。益々イギリスが近くになって行きます。

 

 

 

②へ続くウインク






以下クレジットです。

What is Art? Fhoto Credits:Copyright © 1991 by The Anchor Foundation. Geoffrey Bardon: p. 13 left (detail). Reproduced by permission of the City of Bayeux, France: p. 13 second from top right (detail),/1994 ADAGP Paris and DACS, London;p. 13 centre right, with permission of the Louvre and Giraudon, Paris; p. 13 lower right (detail), The Metropolitan Museum of Art, New York. All rights reserved: p. 13 top (detail),Copyright © Thomas Newbolt: p. 13 centre, Preussischer Kulturbesitz, Berlin:Illustration by Quentin Blake from 'Mister Magnolia', published by Jonathan Cape: p. 12.