一つ本番が終わりました。


全然まだまだだな〜、と思いましたが、一方で収獲もありました。


先週末の発表会では、二月に弾いた曲でもあるベトソナ12番一楽章を(も)弾きました。二月は主宰したM's concertにアドバイザーとしてお友達の先生をお呼びし、その先生に進捗をみてもらえるような形となりました。お友達も同じタイミングで参加頂いて、間を空けて聴いてもらった形となりました。


進歩したのは、柔らかさと、pのイメージ。


これは四月に宮谷理香さんにレッスンしてもらって気づきを得た所が大きいです。

そっと静かに。あまり抑揚をつけすぎず。曲を通じて指示されているpの世界とは。

曲のイメージが出来ると、そこに向けた音の答え合わせとなっていくので、最終イメージを思い描くことって大切なんだな、と。


柔らかさ、音の質が向上したとポジティブな評価をいただけました。


あと、基礎練習にインベンションとシンフォニアをたくさんやるようになって、音の少ない曲をしっかり1音ずつ位置付けを意識して、フレーズを作り上げる理解力が高まってきていること。

ソナタを弾く上で本当に役に立っているように思います。



さて、週末はまた本番。

また初出しの曲。今度は三楽章です。

葬送の副題がついたのは、この葬送行進曲があるからこそ。しっとりと、厳かなイメージを持って弾きたいと思います。