ピアノレッスンでした。
真ん中の娘が私と同じ教室に変わったのですが、初めて同じ時間帯で受けられました。
何故か開始時間を間違って認識していたので、30分受け付けで時間を潰すはめになりましたが、お互いに部屋を分かれてスタート。
娘は30分、私は1時間なので、娘が先に終わったら一人で待ってられるか心配でしたが、やっぱり待つのは無理で私の部屋に乱入。朝から水泳とチアダンスをしてきていた娘は疲れ果てたようで、私に寄りかかって寝るという。ピアノ弾きにくい
ピアノお稽古送り迎えと自分のレッスンを一纏めにすることで時間は増えるのですが、一度やってみてちょっとな〜、といったところでした。
さて、私のレッスン。
一つ本番が終わったばかりだけど、次が目前に迫っているので、助けて先生!の状況。
まずは、モシュコフスキー20の練習曲1番。
初レッスンです。
指の運動的なものがハノンやピッシュナっぽいので、とりあえずメトロノームでチクタクして、きちんと鍵盤を押さえられる状態にして持っていきましたが、、
「モシュコフスキーはいつの時代の作曲家でしょうか??」
という問いから。
ショパンのエチュードが単に指の訓練に留まらず、音楽的に弾くことの大事さがあるのと同様にモシュコフスキーもそうなんだと。
フレージング、出す所と抑える所の塩梅を整理。
練習曲はある程度独学でやるにせよ、早めに見てもらって良かったです。
続いて、ハンガリー舞曲5番。
下パートでテンポ、拍がおかしくなる原因を見てもらいました。やっぱり、右手がテンポの邪魔しているので、一拍目の左手をきちんと合わせるようにと。
最後にベトソナ12番
ここら辺で、娘が乱入
通しで一度弾きました。
全般的に終始の作りがまだ改善の余地が大きいよう。最後の数小節、一番最後の音が取ってつけたように感じる、、と。
それと、弾きにくさの残るバリエーションⅣとⅤを重点的見てもらえました。
バリエーションⅣは、三拍子が崩れた感じが一層強まる所でバリエーションが溶けた終着みたいなところになってます。メロディーラインの音が上と下に分かれて応対するように進みます。構成が作りにくい!
ここでの先生の解説が秀逸。
上と下に進行が分かれるものの、オクターブに分けてずっと降りてきているだけで、主題の音の作りをそのまま活かしていると。
なるほど〜。
この構成を考えたベートーヴェン天才。
先生も弾いたことが無いというのに、すぐに解説出来るところも凄い。
流れが整理されたら、一気に弾きやすくなりました。
そして、バリエーションⅤ
技術的に一番難しいバリエーションです。
このバリエーションだけだと通るのですが、全体を通すと引っかかる可能性が一番高い。先週もここで停滞しました。
止まりやすいところは、前もってそのフレーズが入ってくることをイメージすること。いきなり変化の表れる箇所に立ち向かうから、心と身体の準備が不足しているのでは、と。そして左手の安定度をもう一つ上げておくと心配具合が減るのではというアドレス。
ありがたや~。
週末弾き込みます。