来週に使づいてきた発表会!
毎年2回ある発表会ですが、冬は例年サントリーホール ブルーローズです。
せっかく弾ける豪華な会場に負けないよう、最後の追い込み週間です。
そんな中、新春、初レッスンでした。
曲目はベートーヴェン ピアノソナタ12番 第一楽章
聴くとそんなに難しく無い様に感じてしまうのですが、指の都合だったり細かいニュアンスの変化だったりと、仕上げるのには大変です。
レッスンで先生の手にかかると、曲の表情がとても豊かになります。
要約してしまうと、なんてことが無い感じですが、一人でもっとできるようになりたいものです。
完全に自分のメモですが、レッスンの記録です。
(全体的に)
●バリエーションごとのキャラクターを意識した音とリズムを作ること
●バリエーションの終わりに、次にスタートするバリエーションのイメージをもって準備すること
●終始は、終始らしく、きちんと終わること。ベートーヴェンらしさのキモ
(バリエーションごとのポイント)
主題:後ろにバリエーションが控えているので、もっと大人しくていい。少し仰々しい
Var1:このバリエーションのカギは32分音符の弾き方。これからバリエーションが始まるんだ、という意識をもって、主題とは違ったテンポ感となるように。
Var2:横の意識ができてきた。あとは精度
Var3:バリエーションの入り方。Var2が強めのオクターブで終わるので、一度手の緊張を解いて、気持ちを切り替えること。唯一のmoll。もっとしっとりと、ゆっくり打鍵をしないと、湿った感じにならない。早く打鍵すると長調っぽい音に聞こえる
Var4:遠くの音の流れと近くのところ。距離感を出して
Var5:これもバリエーションの入り方。始まりのフレーズがそっとスタートできるように。全般左手をもっと湧き上がるように
譜読み自体は1年くらい前に手を付けたのですが、本格開始は去年の11月から。
3ヶ月弱で、ここまで来てるので、上々と暖かいコメントを先生からいただけました。
最近よく聴いてる模範演奏です。
Minsoo Sohn
韓国系アメリカ人のピアニスト。
昨日のレッスンの感じだと、この演奏が理想形のように感じます。
ポリーニ
いかにも、という感じの構成です。
これを意識してレッスンに持っていったら、特にVar3は先生のイメージとことなるようで指摘だらけ。色々な弾き方がありますね。
さあ、あと一週間。
一番上達するゴールデンタイム!