次の本番まで、気付けばあと10日!
絶賛、新曲の洗礼を浴びています。
カプースチンの前奏曲23番
ジャズの涼やかな、でもちょっと当たったような不協和音は、ドミソの三和音ではなく、ドミソシの七和音、もしくは九和音から構成されてます。
中の音を少しいじって展開すると、10度和音の出来上がり!これがあっちこっちに普通のようにあります。
黒鍵混じりで、中の音もあるのをバシッと取るには、親指と小指をめい一杯手を広げないと取れないのです。分散させるとパンチが効かないから、音を抜くか全部抑えるかの二択です。
広い音域のため手を広げるのに筋肉を緊張させてしまうから、手首と肘がとても痛い
私は結構手が大きい方だと思うのですが、それでもロシア人は骨格が違うのでしょうね。
指の関節が始まる「手首の付け根の辺り」から広げるように先生からアドバイスもらって少し楽に取れるようになりました。
曲が馴染むと、手や指の力も少しずつ抜けてくるように思えます。
過去にも新しい曲、作曲家の初出しの前は洗礼にあってきたな〜と。
昨年は、ノクターン13番での難所、跳躍と和音地獄で、左手の指の付け根が痛くなる。
鐘では、ffffの音量を出すのに、指先が耐えられなくてって痛くなる。
再開後の初の発表会だったエオリアンハープでは、右手の4, 5の旋律を出すために肘が痛くなる。
先週から一日二時間くらいカプースチンの練習に当ててるので、一日ずつ進捗してるのが分かります。
音が頭に入ってきたから、次はリズムです。
せいぜい二分ちょっとの曲なので、颯爽と駆け抜けたい!
精進、精進