入所前に叔母さんに会いたいっと言って
我が家に実家の本家の甥夫婦が来てくれた。
母とは6歳違いの父の甥。
父が小さい時には本家で一緒に住んでいて
兄弟の様に育ってきたようだ。
大人になってからも
うちの父が何かやらかすと来てくれた。
そのお嫁さんも、凄く良い人で出来た人。
私も お姉さんっと呼んで慕ってました。
その甥夫婦が我が家に、フッちゃんの顔を見に来ると…
とても有り難かった。
フッちゃんも嬉しそうでした。
従兄は母の変わった様子とかを目の当たりに見て 少し驚いてた様でした。
午前10時に来て、お土産も沢山持って来てくれ
フッちゃんに入所の時にオヤツにでも持たせてやってくれっと言われました。
本当にありがたい話です。
父が亡くなっても、2~3か月おきにお参りに来てくれました。
義理と人情に厚い人たちです。
小一時間話して、お昼も近くなって来たので帰るとなり
私は、外までお見送りに出ました。
その時に、従兄が言ったんです。
従兄『今まで大変だったな。苦労かけるな』と言われました。
その言葉を聞いて、心に響き涙がジワっと…
なんか その言葉で報われたっと思いました。
どんな生活をしてるか
どんな介護をしてるかなんて
誰も知らない…
知らない人は厳しい事も口にする。
従兄は、一時間の間にフッちゃんが
数か月前のフッちゃんより認知度が進んでる事を
理解してくれたんだろうって思った。
『今まで大変だったな。苦労かけるな』
その言葉だけで十分だ。
心が満たされ、頑張ろうと心に誓った。