セカンドキャリア対策   Vol.4

皆さん、こんにちは!

 

久々にブログ更新いたします。よろしくお願いたします。

 

さて...今までのおさらいを兼ねて

 

「プロアスリートは、スポーツにおいて世界でトップレベルの競技者ですが、その競技生涯は限られています。競技者のキャリアは怪我や年齢、競技の変化などによって終わりを迎えることがあります。そのため、プロアスリートは現役引退後、セカンドキャリアに進むことが必要になることがあります。」

 

そこで...

 

「プロアスリートがセカンドキャリアに進む際には、以下のようなポイントに注意することが大切です。」

 

と言う事で..

 

今回は現役中に考えるべき5つを紹介していきたいと思います。

 

  ①キャリアプラン策定

  1. 自己分析 自己分析は、自分自身を客観的に見つめ直すことから始める。

    自分自身の強みや弱み、関心や価値観、キャリアに対するビジョンなどを明確にする。

    自分のスキルや経験、興味関心などを整理することで、自分に合ったキャリアプランを考えることができる。

     

  2. キャリアの選択肢の検討 自己分析の結果をもとに、自分に合ったキャリアの選択肢を検討する。自分が希望する職種や業界、勤務地、働き方などを考慮し、選択肢を絞り込む。

     

  3. 目標設定 キャリアの選択肢を絞り込んだら、自分にとっての理想的なキャリアのイメージを具体的に描く。目標を明確にすることで、自分がどのようなキャリアを目指すべきかがより明確になる。

     

  4. スキルアップや知識習得の計画の策定 目標が明確になったら、必要なスキルや知識を習得するための計画を策定する。自分が目指すキャリアに必要な資格やスキル、知識などを把握し、それを習得するためのステップを考える。

  5. 行動計画の策定 スキルアップや知識習得の計画ができたら、実際に行動に移すための計画を策定する。スケジュールやタスクの設定、目標達成までの期間や具体的な行動プランを考え、行動に移す。

  6. モニタリングと修正 キャリアプランを策定したら、進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて修正を加える。自分の目指すキャリアや目標が変化することもあるため、柔軟に対応していくことが大切である。

     

    ②現役中に考えなければならない資産管理

     

    1、収支管理 プロアスリートは、現役中に得られる収入がピークに達する可能性があるため、収支管理が重要です。毎月の収支を把握し、支出を管理することで、将来的な経済的安定を確保することができる。

     

    2、投資 プロアスリートは、現役中に得られる収入を有効に活用することが求められれている。資産運用の一つとして、適切な投資を行うことが重要である。自分の目的やリスク許容度に合った投資商品を選び、定期的なポートフォリオの見直しを行うことで、将来的な資産形成を目指すことができる。

     

    3、税務計画 プロアスリートは、高い収入を得るために、税金の負担も大きくなることがあります。適切な節税方法を選ぶことで、税負担を軽減することができます。また、税務の専門家に相談し、現役中に得られる収入を最適に活用するための税務計画を立てることが重要です。

     

    4、貯蓄計画 プロアスリートは、現役中に得られる高収入を有効に活用するために、貯蓄計画を立てることが重要だ。将来的なキャリアや引退後の生活設計に合わせて、適切な貯蓄目標を設定し、定期的な貯蓄を行うことで、将来的な経済的安定を確保することができる。

     

    5、リスク管理 プロアスリートは、怪我や競技中のトラブルなどのリスクが高い環境で活動しているため、リスク管理が重要です。保険商品を選び、適切な保険料を支払うことで、リスクに備えることができる。また、怪我やトラブルに備えた備え金を設けることも有効である。

     

    ③スキルと経験をアップデート

     

    1、学習:自分の興味や適性に合わせて、学ぶ必要のあるスキルや知識を学ぶことが重要です。大学や専門学校に入学する、オンラインコースを受講する、書籍を読むなど、学び方は様々である。

     

    2、ボランティア:ボランティア活動を通じて、新しいスキルや経験を身に付けることができる。自分の興味や関心に合わせたボランティア活動を選び、新しい経験を積むことが必要である。

     

    3、インターンシップ:自分が興味を持つ分野でインターンシップを行い、実践的な経験を積むことができる。インターンシップを通じて、業界や職種についての理解を深め、自分に適したキャリアを見つけることができる。

     

    4、コミュニティ参加:業界や職種に関するイベントやセミナーに参加し、人脈を広げることができる。他の参加者と交流を深め、自分にとって有益な情報やアドバイスを得ることができる。

     

    5、スポーツに関連する職種に就く:スポーツに関する職種に就くことで、自分の経験や知識を活かすことができる。例えば、トレーナーやコーチ、マネージャー、スポーツジャーナリストなど。

     

    ④ネットワークを構築するための具体的例

     

    1、アスリート協会やスポーツ団体への参加 プロアスリートの協会やスポーツ団体に参加することで、同じスポーツをする人々とのコミュニティを形成する。これらの組織は、セミナーやネットワーキングイベントを開催しており、アスリート同士の交流を促進することができる。

     

    2、スポーツ関連企業とのコネクション構築 スポーツウェアやスポーツ用品、フィットネス関連企業など、スポーツ業界には多数の企業がある。プロアスリートは、自分のスポーツに関連する企業や、セカンドキャリアに役立つ企業とのコネクションを構築することができる。

     

    3、大学や専門学校への進学 プロアスリートは、大学や専門学校に進学することで、新たな人脈を構築することができる。同じ学校に通う学生や、教授との交流を通じて、様々な知識やスキルを習得することができる。

     

    4、ボランティア活動 プロアスリートは、自分のスポーツに関連するボランティア活動に参加することで、新たな人脈を構築することができる。例えば、スポーツイベントのボランティアスタッフとして参加することで、イベント関係者や他のボランティアとの交流を深めることができる。

    5、ソーシャルメディアを活用する プロアスリートは、ソーシャルメディアを活用することで、世界中のファンや業界関係者と簡単につながることができる。適切なプライバシー設定を施し、プロフィールや投稿内容を充実させることで、自分の存在感を高めることができる。

     

    ⑤コミュニケーション能力の向上を考える

     

    1、メディア対応の練習 プロアスリートは、メディアの取材やインタビューに応じることが多いため、自分の意見を的確に伝える能力を向上させることが必要である。練習の方法としては、インタビューのシミュレーションを行うことや、自分の言葉でブログやSNSを更新することも有効である。

     

    2、スポーツクリニックやセミナーに参加する プロアスリートは、自分の競技に関する知識を深めることが重要。スポーツクリニックやセミナーに参加することで、最新のトレーニング方法や栄養学の知識を得ることができる。また、参加者同士の交流もあるため、ネットワークを広げることも可能である。

     

    3、スポンサーとのコミュニケーションを意識する プロアスリートは、スポンサー企業との契約やPR活動を行うことが多いため、コミュニケーション能力を高めることが必要。スポンサー企業との会合やイベントに積極的に参加し、相手のニーズを理解することが重要である。

     

    4、公的なイベントやチャリティー活動に参加する プロアスリートは、地域の人々との交流を図ることができる。公的なイベントやチャリティー活動に参加することで、地域社会とのつながりを深め、コミュニケーション能力を向上させることができる。

     

    5、チームメイトやコーチとのコミュニケーションを大切にする プロアスリートは、チームスポーツにおいてはチームメイトやコーチと密にコミュニケーションを取ることが必要。自分の意見を上手に伝えることや、相手の意見を聞くことが大切で、練習や試合以外の時間を利用して、チームメイトとコミュニケーションを取ることが重要である。

     

    以上、現役中に考えなければいけないことってたくさんあります。

     

    今考えると、こんなこと一ミリも思ったことなんて...

     

    反省はさておいて、現役のプレーヤーにこの声を届けていきたいですね。

     

    長々とお付き合いありがとうございました。

     

    次回をお楽しみに、それでは後ほど。

     

    大野 久