昨日、奈良県の高校に走塁指導に行ってきたニコニコニコニコニコニコ
 
長年携わってきた高校野球だったが、ふと気づかされたことがあった。
 
高野連の資料によると、平成28年度の加盟校は4,014校で部員数は167,635人。
 
ここ十年では平成17年の4,253校、部員数は平成27年の170,312人がトップ。
その中で先日、選抜高校野球選手権大会出場校が発表された。全国の予選を勝ち抜き
 
その中から32校。とても名誉なことである。
本題はここから
 
指導を終え帰宅の道中、大きな勘違いをしていた自分に気付かされたことあった。
 
今回この走塁指導の話を持ってきてくれた友人との会話。
 
「都道府県のBEST8って全体の何%ですかね」考えてもいなかった。
 
単純に46×8=368校で、4,014校に対して0.91%約1割の学校である。友人曰く、
 
大野さんの指導は、この1割を対象とするのかそれとも残りの9割を対象にするのかと。
現役の監督をしていた頃は間違いなく、その1割を目指していた。願わくば甲子園出場!!(夢は叶わなかったがえーんえーんえーん
 
しかし現場を離れ、オーストラリアや中学生、またはセカンドキャリア等に関わるよ
 
うになって野球に対する考え方が変わってきたのは事実である。
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再び友人登場
「日本の野球を支えているのは間違いなく残りの9割に属している学校の生徒です」
 
「でも野球教室見てるとどこ行っても誰を対象にしても同じスキル、同じ教え。」
 
いい訳ないね!!
 
大野 久の方向性が決まった。(めちゃ大袈裟だがグラサングラサングラサン
 
考えてみたら、巷で開催されている野球教室で走塁にフォーカスされた事など
 
一度もなかった。(自分で書いてて恥ずかしい事だがガーンガーンガーン
 
自分の得意とする走塁(盗塁の含む)に特化した野球を教える、なんでもっと早く取
 
り組んでいなかったんだ。
 
高校野球監督時代にはそれしかやってなかったじゃないか、そして甲子園こそ出場で
 
きなかったが、何回も BEST4のチームを作ってきたじゃないか。
 
一つ勝ち上がるごとに野球の楽しさを実感し、その楽しさが自信になり、やがて現役
 
を去る時、野球をやってよかったと!!
 
目覚めたチューチューチュー
 
初心に帰り、走塁で一つでも上を目指す野球を伝えていきたい。
 
乞うご期待あれ、よろしくウインクウインクウインク