こんにちは。
40代女性のプライベートコーチ坂本ともこです。
広島は緊急事態宣言下におかれ
コロナ禍も2年目になりました。
こうも長引いてくると
当初の「コロナが怖い」でも
個人の温度差が生まれてくる。
「ただの風邪でしょ」
「変異株は恐ろしい」
などもあるけれど
コロナが世に出てきたときは
「感染する」のが怖いでした。
でも仕方なく緊急事態宣言を発令され
行動に制限がかかるようになると
「コロナが怖い」は
あらゆる人によって
様々な不安に分散していきます。
「仕事がなくなるのが怖い」
「お金がなくなるのが怖い」
「家族と一緒にいるのが怖い」
「世の中が変わっていくのが怖い」
など怖さの対象が
分散されてきていますね。
だからよく「感染怖いね」と
人に言われるんだけど
「感染が怖いというより
それによって、知っているお店が
どんどん閉じているのが怖い」
て感じなんです。
例えば、東日本大震災のとき
被災直後というのは
物資援助や瓦礫の撤去など
助けてほしいことが
「目に見える」ため
被災者と支援者の間に
ズレが生じないんです。
しかし徐々に見えない”心”へ
移ったときにはズレが生じます。
熱意のあるボランティアの人は
明るく、寄り添うように声をかける。
しかし、熱量がもはや同じではない。
ボランティアの方が
せっかく来たんだから
何かの役に立ってあげたい
という気持ちが強くなる。
でも被災者からすると
「ちょっとボランティアの人に
接する元気もない」ときもある。
結果的に感情が先走っては
相手に届くものも届かなくなる。
だから、今であれば
「感染が怖いなら対策をして
外出自粛をして」
とオウムのように
繰り返し言われたところで
「もう、わかっとるわい！」
て感じです。
要は”決めつけない”で
何が不安なのか聴いてみる。
この「擦り合わせ」が
とても大事なんです。
コーチとクライアントもそうです。
セッションの冒頭、あいさつをして
「調子はどうですか？」と訊くと
「まあまあ」ていう人が多いんです。
「そうなんですねぇ」と
その「まあまあ」をスルーせず
何が「まあまあ」だったのかを
聴くっていうのは大事。
日本人は、こうやって気持ちを
省略することが多くて
また「言わなくてもわかる人」が
美徳という価値観があります。
人の心のうちを読むことばかりに
価値を置くと
本当の気持ちを訊かずに
擦り合わせないことで
家庭でも職場でも友人同士でも
悶々としたものを
引きずる危険性をはらんでいます。
そういえば
「悶々してました」
という人も多いなぁ。
「うん？悶々というのは
具体的などんなことなの？」
と訊いてあげると
スッキリとするみたいです。
今、家族と顔を合わせる時間が
多いかも知れないので
相手の気持ちを”決めつけ”ないで
訊いてみてあげてね。
勝手に想像して
よかれと思ってやったことが
相手の気持ちを逆なでしたり
逆効果になることもあるので。
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などもあるけれど
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「感染する」のが怖いでした。
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行動に制限がかかるようになると
「コロナが怖い」は
あらゆる人によって
様々な不安に分散していきます。
「仕事がなくなるのが怖い」
「お金がなくなるのが怖い」
「家族と一緒にいるのが怖い」
「世の中が変わっていくのが怖い」
など怖さの対象が
分散されてきていますね。
だからよく「感染怖いね」と
人に言われるんだけど
「感染が怖いというより
それによって、知っているお店が
どんどん閉じているのが怖い」
て感じなんです。
例えば、東日本大震災のとき
被災直後というのは
物資援助や瓦礫の撤去など
助けてほしいことが
「目に見える」ため
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ズレが生じないんです。
しかし徐々に見えない”心”へ
移ったときにはズレが生じます。
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明るく、寄り添うように声をかける。
しかし、熱量がもはや同じではない。
ボランティアの方が
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でも被災者からすると
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「まあまあ」ていう人が多いんです。
「そうなんですねぇ」と
その「まあまあ」をスルーせず
何が「まあまあ」だったのかを
聴くっていうのは大事。
日本人は、こうやって気持ちを
省略することが多くて
また「言わなくてもわかる人」が
美徳という価値観があります。
人の心のうちを読むことばかりに
価値を置くと
本当の気持ちを訊かずに
擦り合わせないことで
家庭でも職場でも友人同士でも
悶々としたものを
引きずる危険性をはらんでいます。
そういえば
「悶々してました」
という人も多いなぁ。
「うん？悶々というのは
具体的などんなことなの？」
と訊いてあげると
スッキリとするみたいです。
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