こんにちは。
40代女性のプライベートコーチ坂本ともこです。


感情の起伏が激しいと
どっと疲れますよね。

でも言い換えれば
それだけ感受性豊かな証拠です。

私は子供の頃の日記を持ってて
それを読んでると

随分、大人びたことを書いてるな
と思います。

感受性が豊かだったんですね。



それで、この前クライアントと
セッションでも話をしたんですけど

私が韓国映画の好きなところは

ヨーロッパの名作のような
情緒を感じる映画よりも

喜怒哀楽が一本にギュっと詰まってて
それを味わうことが醍醐味なんです。

よく何を観ても感動しない
泣かない、笑わない人っているけど

それは、”穏やか”ではなくて
無感情というヤバイ現象です。


人は感情があるからこそ
人生はドラマティックになるんです。


実際、つまんない映画というのは
感情を全く揺さぶられないわけです。

またハッピーエンドじゃないと
観れない、とか

悲しいものやつらそうなのは観れない
と言う人は、メンタルが弱いんです。

質の良いバッドエンドには
カタルシスを感じることができます。


この前「7番房の奇跡」という
作品を観たんですけども

死ぬ程泣きました、笑。
もう苦しい~~てくらいに。

で、すっごい韓国映画は
喜怒哀楽を感じられるけど

決して、実生活ではないし
非日常の中で感じる嫌な感情は

最後のカタルシスには必要な
要素なんです。

だから、観た後にどっと疲れても
浄化されて眠りにつく・・・

というのが最近のパターンです。

実は、笑うよりも泣く方が
ストレス解消にはもってこいです。


前向きなやる気を出すのは「笑い」で
ストレス解消には「泣く」です。

涙っていうのは、目が乾いた時や

ゴミが入った時に体が異物に反応して
流すこともありますが。。

泣きたいからといって

玉ねぎを刻んでもストレス発散には
なりませんので。

ストレス解消になるのは
「感情が動いたとき」なんです。

動くだから、嬉しいだけでもダメ。
悲しいだけでもダメ。

喜怒哀楽があって、初めて
最後に感動や悲しみなどの涙が

ドーンと出るのが理想です。

泣くと自律神経のバランスが
ゆったりカラダを休ませる

「副交感神経優位」の状態になるので
これがストレス解消に繋がるんですね。

私たちは一日のうち
昼間は交感神経が優位になり

体も脳もアクティブに動いて

夜は副交感神経が優位になり
ゆったりと休むというのが

バランスのいい状態です。

でも現実は、体がリラックスできない
状態になってる人がほとんどです。

そうすると、寝つきが悪い
眠りが浅い、イライラする

などの症状を引き起こします。

だから、現実で泣きたい時は
泣けばいいと思うし

ストレスが溜まってるな~と
感じたら、泣き映画を観て

どんどん泣くといいです。

そうすると悪いものが出ていき
いいものが増えていきます。


つまりストレス物質がでていき
幸せ物質が増えるってことです。

カタルシスっていうと
今は「精神の浄化」とか

「心のモヤモヤがなくなる」
とか色んな意味で使われるけど

本来は、もともとカタルシスは
アリストテレスが

演劇用語として使った言葉で

「悲劇が観客の心に怖れと
憐れみを呼び起こし

感情を浄化する効果

という意味なのです。

そういう意味では
韓国映画のような後味の悪い悲劇や

「ちょっとご勘弁」みたいな
作品の方が感じやすいんですよ。

感情を抑え込むことは

喜びや楽しさなども感じない
心になってしまいますから。

そしてハッピーエンドばかりでは
あまり感情が揺さぶられないのです。

予定調和ってやつです。

人は安心して見てしまうと
ちっともカタルシスは感じません。

他にも映画で泣ける人は
感情移入しやすいってことなので

コミュニケーション能力が高く
メンタルが強い人と言えます。


オススメ映画はたくさんあるので
また聴いて下さいね~♪


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